フェイタン=ポートオ

ふぇいたんぽーとお

フェイタン=ポートオとは、漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。幻影旅団団員。

「家族? なにそれ?」

タグとしてはフェイタンが一般的である

プロフィール

幻影旅団のメンバー（団員No.2）。

普段は口元まで覆った黒装束を着ている。潔癖症

鋭い眼光の持ち主で、非常に好戦的な性格。拷問を得意としている。

小柄だが腕力はかなり強い（ヨークシン編時点でフランクリンに次いで旅団内の腕相撲ランキング5位）。

旅団内ではフィンクスと一緒に行動することが多い。一方でヒソカを嫌っている。

普段は語尾に「～ね」を付けたり、「っ」を抜いた独特な喋り方をする（いわゆるエセ中国人的な喋り方）。

後述の「許されざる者（ペインパッカー）」発動時など、キレた時は普段とは異なる（母国語？と思わしき）言語で喋る。

幻影旅団のメンバーの中でも人気の高いキャラクターの一人。

小柄で黒装束を纏い、戦闘では刀を使い、スピードを駆使した戦い方をすることから、同じ作者の別作品のキャラが連想されることも多い。

「痛みを返すぜ」

変化系能力者

自分が受けた痛みを糧にして放つ、カウンター型の能力。

フェイタン自身がキレた時に発動し、なおかつ無差別に広範囲を巻き込む能力であるため、発動時には周囲への配慮や手加減が一切無い。

そのため、周囲にいる仲間はフェイタンから能力発動の気配を察したら、すぐに避難しないと巻き込まれて命を落としかねないという非常に危険な技。実際にシズクも「前に一度見物しようとして殺されかけた」と言っており、フィンクスも初見となるカルトに「巻き込まれたら瞬殺される」と警告している。

なお、フェイタンはキレると普段とは違う言語でしゃべるという特徴があり、それが能力発動を知らせる合図の一つともなっている。

繰り出す技はいくつか種類があるようだが、現時点では詳細は不明で、後述の「太陽に灼かれて」しか判明していない。

後述のフェイタンの発言からも、技の威力や持続時間は、受けたダメージの量に左右される模様。

オーラを灼熱の塊に変えて空中に放ち、その放射熱で敵を含む周囲一帯を焼き尽くす技。

フェイタンの「硬」での攻撃も通用しないほどの強靭な肉体を誇る変身後のザザンでさえ、この技の前では為す術もなく消し炭になるしかないほどの凶悪な威力を発揮した。

しかし、それでもフェイタン本人は満足の行く威力ではなかったらしく、ザザンを倒した後に「熱もやや弱めだった」「もう少し自分にダメージを与えていれば、もっと楽に死ねた」と発言している。

なお、技を出す前に自身は熱から身を守るための防護服らしきものを具現化して、身に纏っている。