クロエ(キン肉マン)
くろえ
「超人はふたつの明瞭な人種から成り立っている 勝利する者と、敗北する者・・・」
「強くなるぜ オレに習えば今よりさらに・・・」
「ケビンよ タクティクス ジ・エンド だ！」
「オレの名前…そう、クロエ…」
「クロエだーーーーーーっ!!」
概要
CV：田中秀幸→竹本英史(TVアニメ)、堀秀行(一部ゲーム)
復活した超人オリンピックに出場するために祖国イギリスで修行するケビンマスクの前に忽然と現れ、彼のセコンド兼トレーナー役を申し出た謎の超人。
“漆黒の脳細胞”と称され、明晰な頭脳の持ち主であるとともに冷静かつ冷徹に現状を把握する分析能力にも長け、事前に入念な戦略を立て試合ではケビンに適格な指示を行う。また、マッハパルバライザー、OLAPをはじめとした強力な技や戦術などを教え込み、さらにはキン肉族の能力である「火事場のクソ力」に匹敵する「大渦（メイルストローム）パワー」を開眼させるなど、トレーナーとしての能力も非常に高い。
本人曰くケビンの父・ロビンマスクに深い恩があり、ケビンのセコンドとなるために本来の故国ロシアを捨てた。
（その負い目から、同じロシア出身の超人であるイリューヒンとの試合では迷いを隠せず、当初はセコンドとしての役割に徹する事が出来ずにいた）
「超人大全」では正体発覚前の出版であるにもかかわらず、正体はロシア出身のあの超人である事を仄めかす記述がされていた。超人強度も100万パワーで同数値。更に、ラーメンマンとすれ違った際に彼の側頭部の古傷から激痛を発する現象もみられた。
どこから調達したかは謎が多かったが、後年に連載されている『キン肉マン 刻の神編』にてSKGBが保有するアンドロイド・サルダートのスーツが元となっていたと発覚する。
また、委員長はこの時点では当然正体を知らず、ノックもペシミマンと対峙する姿を見て「新手の敵ではない」と判断しており、ザ・マンリキも「どこかで見た事がある」と言及している。
そして超人委員会のヘリで駆け付けたマンリキに名を聞かれ、初めてそこで「クロエ」と名乗るのであった。
余談だが、GC用ゲーム『新世代超人VS伝説超人』の攻略本では正体が発覚する単行本が発売前にもかかわらず、原作再現の小ネタでケビン対万太郎の試合結果も含めて思いっきりネタバレしている。
ゲーム作品への出演
PS2ゲーム「ジェネレーションズ」では隠しキャラクターとしてプレイアブル化。
あの超人のモデル替えをキャラであり、超必殺技も同じ。
