王耀

わんやおまたはわんゆえ

『Axis Powers ヘタリア』に登場するキャラクター「中国」のこと。

この名前は、読者からの「もしキャラクターたちに人間風の名前を付けるとしたら？」という質問に、作者が答えた名前で、あくまでも「もし」の話なので、漫画本編では使われていない。

pixivでは、実在の国と区別するために、国名ではなくこちらの人物名タグを使用することが推奨される。

ファンからの呼び名は「にーに」「仙人」など。

プロフィール

国名	中国
人名	王耀（ワン・ヤオ／ワン・ユエ）
一人称	我（読みは「わたし」）
方言	「～ある」などのエセ中国語
誕生日	昔過ぎて不明
首都	北京
国花	牡丹
身長	169cm
仮想（？）年齢	4000歳
声優	甲斐田ゆき

前髪を左右に分けて額を出し、長い黒髪を一つに束ねた、童顔でツリ目の青年。

若く見えるが現存するキャラクターの中で一番年上である。

爺ではなく、仙人的な何か。

「～ある」「～よろし」などのエセ中国語で喋る。きちんとした中国語も時々だが喋る。

（この語尾は、昔中国人が日本語を話す時、「有」を「ある」と発音していたのが由来らしい）

「アル」ではなく「ある」である。カタカナで「アル」だとシナティになるので気をつけよう。

なお、イギリスに対してのみ「～ある」ではなく「～あへん」になる。

漫画では、西洋の国のことを言う際は独自の漢字表記を使ったりする。

（ex. 美國：アメリカ、英國：イギリス、法國：フランス、徳國：ドイツ　など）

アニメでの喋り方はどこか訛り気味。

現存する国（キャラクター）の中ではおそらく最年長と思われる極東の大国。

長い歴史の中で分かれたりくっ付いたり国名は色々変わったが、中の人はあまり変わってない。（なお、作中においての彼の名はずっと「中国」で通っている）

物腰は鷹揚だが、年の割に落ち着いた行動は見られないフリーダムな仙人。

負けず嫌いで、あちこちで兄貴風吹かすも、せこい所為か全く年長者っぽくは扱って貰えないようだ。

年上なので財布が寂しくても何かと奢りたがる。

世界中に別荘があるが韓国の家からは逃げ出している。

まだ子供だった日本と出会い、漢字を教えたら勝手にひらがなを作られ、チベット（アニメではパンダ）に｢自慢の弟｣と紹介したら微妙な返答をされ、原作・ドラマＣＤにおいてははっきりと否定される。なお「中国が日本を育てた」という設定はファンによる二次設定なので注意されたい。

ちなみにファンからは「にーに」と呼ばれているが、公式で彼がそう呼ばれた事はないので注意。

趣味は料理と風水、拳法。

フランスと1、2を争う美食家で舌はかなり肥えているので、他の国に行くととても悩むらしい。

ちなみに彼が出した自国のお菓子には誰も手を付けなかった。

夕飯が何より大事、夕飯の仕込みの為なら会議に遅刻しても一向に気にしない模様。

「遅れるつもりは無かったあるが、反省も後悔もしてねぇあるよ！」

朝は太極拳に限るらしい。

美人画は異常にうまいのに、動物のキャラクター描かせるとなんかどっかで見たことあるのになっちゃう。最近韓国と一緒にアニメ制作をし始めたが、その際にも韓国につっこまれていた。

お菓子に変な日本語使うのがマイブーム。

日本のマスコットのキティちゃんに強い関心を示し、パチもんのシナティにもただならぬ好意を寄せる。着ぐるみの中身は腹の出たおっさんらしいが・・・。

アメリカの某夢の国に憧れを抱く一面も。

家ではパンダを飼っている。たまに中にロシアが入っている。

中国といえば雑技団も有名だが、年寄りなので彼自身はあまり体は柔らかくないらしい。

上司は龍の形をしている。

（作中における「上司」とは、各国におけるその時々の指導者のような人物を指し、大抵は人の姿）

日本にもらったキティちゃんに口が無いのがおかしいと上司に言われてぬいぐるみに口を書かれた時はなんかすごく怒った。そこからどのような経緯を経て現在のめろめろ状態に至ったのかは謎である。

極東で一番大きな家の中では様々な方言が飛び交い、多数の省たちと共に暮らしている。

彼からすると、省の面々は「弟子」らしい。

2007年のクリスマスに本家にてツインテール姿が描かれる。後に韓国の頭の中でも同様の姿が登場。

また、2009年に寿屋から発売されたワンコインフィギュアの記事にて、連合の紅一点として紹介されたことが一部ファンの間でネタにされている。

初期設定では冷酷な眼鏡キャラだった。

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