スペインに心酔していたことでも有名。
役者としては生涯自宅を持たず、クリーニング屋の二階に間借りしていた。
代表的な役に、『仮面ライダー』のショッカー大幹部死神博士や、『星雲仮面マシンマン』のプロフェッサーKなど。
フジテレビ『平成教育委員会』の解答者としても出演し、ビートたけしらとのやり取りと、深い知識(理系になるとからっきしだったが)で視聴者を楽しませた。
昔かたぎの役者で、2003年に没するまでファンを大切にしていた。
ファンとすれ違った際に、「死神博士!?」と叫ばれ、「左様」と答えたというエピソードもある。
ちなみに、死神博士の鞭は、「いつかこういう機会があると思って」買っていた天本氏の私物だった(講談社『仮面ライダーOfficial Magazine』)
2005年、映画『仮面ライダー THE FIRST』で、本人没後にデジタルで、死神博士を思わせるショッカー幹部が吹き替えで作中に出演した。