概要
「もう許してやれよ」に対し返されるお約束の言葉。
皮肉を込めたジョークとして使われる事が多いが、最近では本当に許されないモノに対しても使われる事が多く、その意味が変わりつつある。
文体そのものはきつめであり、言葉通りに読めばそうなるので仕方ない流れとも言える。
省略形 → 絶許
小清水亜美に向けられるネタとして
声優の小清水亜美が笑っていいとも!に出演した際、幼児やオタクでない人も知っているメジャーどころの声優陣の中で彼女だけ、スタジオに来ている人々はあまり認知していないであろうナージャ役として呼ばれていた。
空気というか反応はやや微妙であり、「絶対に許さない」は実際そのチョイスをした制作陣に向けて言われたものであった。
これが元で彼女や彼女の演じるキャラが出るたびに「絶対に許さない」がネタとして言われることになった。
しかし文章そのものには棘がある、責める口調のもの。さらに本来の批判対象が明確でなく、範囲としては彼女自身や演じるキャラ対象にもふりかかるものであり、当人としては不快感を招くことになった。
これにより自分が出てくるごとにこれを言ったり書いたりするのはやめてほしい、と明言することになる。
しかもやめてほしい、と伝えブログのコメント欄を廃しても手紙で送ってくる人も現れた。その結果彼女はブログにおいて改めて、はっきりと拒絶の意を示すことになった。
金村曉の発言として
金村曉投手(当時北海道日本ハムファイターズ所属)がトレイ・ヒルマン監督の采配に対して発した言葉。
金村は5年連続2桁勝利、6年連続規定投球回到達の記録がかかったロッテ戦で3点リードしつつも2死満塁のピンチを迎えたため、ヒルマン監督は選手交代を命じる。金村はその後の登板予定がなかったため、この交代により9勝6敗、投球回数134回2/3(規定に1回1/3不足)の成績が確定。連続記録は途切れる結果となった。試合後、金村は「絶対に許さない。外国人の監督だから個人の記録は関係ないのでしょう。顔も見たくない」と発言。この発言が元でプレーオフ終了まで出場停止などの懲罰を受けることとなってしまった。
その後2ちゃんねる(特に野球関連板)にて定型文「絶対に許さない。顔もみたくない」として定着。近年では単に「絶対に許さない」と使われることも多いが、前述の通り、ネタ的なものから本当に許されざる存在まで守備範囲は広い。