阪急2300系
1960年(昭和35年)に登場した阪急電鉄の京都線用通勤型車両。神戸線用2000系と共に登場。鉄道友の会ローレル賞の第1回受賞車両としても知られる。現在まで続く阪急車両もデザインの基礎を作った車両でもある。
2011年現在、既に半数以上が廃車になっているが、京都本線普通(一部準急も)で使用されている。後輩である2800系は既に全廃、6300系も半数が廃車されたのに比べれば、半世紀もたつのに今だ現役というのは驚異と言える(神戸線2000系も編成としては全廃されているが、一部が能勢電鉄に譲渡され現役である)。
南海2300系
南海電鉄のズームカー用の車両。2003年に高野線山岳区間の乗客減に対し、2000系の改良型の導入計画が進む。。そこで、本系列2両編成4本(8両)の導入が決定された。
当初はワンマン化・2連化を除いてほとんど2000系と共通化した思想で投入される予定だったが、直前に高野山が世界遺産に登録される事が決まり、それに相応しい新車として投入される事となった。
内装は転換クロスシートになっている。
名鉄2300系
名古屋鉄道の特急車両。2008年に同社の1700系(元1600系)との組成のため、4編成16両が新造された特急用一般車。2200系と同じ作りになっている。この様に名鉄では前と後ろでは車両形式が違う組み合わせの列車がいて1000系と1200系有名である。
関連タグ
阪急の場合2800系
南海の場合2000系
名鉄の場合1700系