月読命(つくよみ)は、遊戯王OCGに登場する闇属性・魔法使い族の効果モンスターである。
現在は準制限カードに指定されている。
概要
攻撃力1100。守備力1400。スピリットモンスターの1体で、召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに手札に戻る。
召喚・リバースした時、フィールド上の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする効果を持つ。
モンスターカード版「月の書」とも言える効果で、手札に戻るため毎ターン使える。
- 表側表示で存在することで効果を発揮するモンスターの効果を遮断。
- 裏側守備表示にした守備力1100未満のモンスターを戦闘破壊。
- リバース効果モンスターの再利用。
- サウザンド・アイズ・サクリファイスとのコンボ。
と多くのことをこなすことができる。特にサウザンド・アイズ・サクリファイスとのコンボは強力だった。
アタッカーで守備力1100未満のモンスターは多くいるため、このカード1枚で反撃が可能であった。
禁止でなかった頃はモンスターの守備力1100未満かどうかは「月読命ライン」と呼ばれ、重要視された。
そのため、守備力が1000の帝シリーズの評価は低かった。
登場した当時は全く注目されていなかったが、突然変異の利用者の増加、帝モンスターの台頭、その他様々な利用法が発見され使用者が急増したため、2005年9月1日の制限改訂でサウザンド・アイズ・サクリファイスと共に禁止カードに指定された。
1回きりの速攻魔法である月の書ですら制限カードであるため、禁止カードの中でも復帰が絶望視されているカードの1枚だった。2012年9月1日の制限改訂で制限カードに緩和された。
効果テキスト
スピリットモンスター(準制限カード)
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1400
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、フィールド上の表側表示モンスター1体を選択し、裏側守備表示にする。