マーガレット・サッチャー
まーがれっとさっちゃー
イギリスの政治家で元首相。
概要
食品雑貨商の家に生まれ、オックスフォード大学で化学を専攻。
卒業後は企業研究員としてアイスクリームを研究。
一方で経済学に関心を抱き、「新自由主義」に傾倒。
1959年に二度目で保守党(イギリス)所属の庶民院(下院)議員に当選。
1975年に保守党党首となり、1979年に第71代英国首相に就任。英国初の女性首相となった。
英国経済復活と「小さな政府」を掲げて新自由主義のもとに急進的で大胆な改革を繰り広げた。
冷戦の中でアメリカと共にソ連と共産主義に対して反共姿勢を構えた。
1982年、イギリスはアルゼンチンとフォークランド諸島を巡ってフォークランド紛争が勃発。
任期最大の危機に直ちにイギリス軍を出動させ、2ヵ月後に英国勝利の下に終結させた。
しかし、増税や失業者の増加から不人気となり、1990年、首相を退任。
貴族議員となった後、夫に先立たれ、さらに認知症が悪化。
2013年4月8日に脳卒中のため亡くなった。享年87歳。