概要
英国初の女性首相として約11年もその職務を務めた元保守党政治家のマーガレット・サッチャーは、保守派として新自由主義政策の実行、フォークランド紛争での軍事対応、共産主義圏に対する強硬な姿勢などで知られる。
首相就任前の野党保守党党首であった1976年、ソビエト連邦の国防省機関紙が「厳格で非情な女性」という意味合いで「鉄の女」として批難。
するとたちまち英国社会に浸透し、さらにサッチャー自身も公式の場で「私は「鉄の女」である」と発言。
以降同女史の異称やいわゆる「女傑」としての意味合いが定着するようになり、今日では力のある多くの女性行政府の長や議員などの渾名にも用いられている。
その他
4年51戦で故障をせず牡馬と渡り合い続けて牝馬の賞金記録を更新した事から、鉄人になぞらえて「鉄の女」と呼ばれた。
6カ国を渡り歩き、GⅠ競走で6勝した頑健さからこう呼ばれていた。