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北野武の編集履歴

2013-05-07 22:34:13 バージョン

北野武

きたのたけし

日本の映画監督、脚本家であり、お笑い芸人ビートたけしの本名。

概要

第1作となる『その男、凶暴につき』は、もともと深作欣二が監督を務める方向で企画が進んでいたのだが、深作がスケジュールの都合などから辞退し、代わりに主演のビートたけしが監督も務めることになった。

これが監督デビューとなり、以後映画監督としても活動していく。


基本的に、映画を撮るときはとても真面目にやる。一切の妥協を許さない。その反面、スタッフに気を遣う。壊すときは徹底的に壊す。

黒沢明スタンリー・キューブリックなどは「好きではないけど尊敬している」。山田洋二は「凄いと思うけど好きじゃない」。大島渚は「感謝している」。


基本的に監督・脚本などを担当する際には「北野武」名義、キャストとして出演する際は「ビートたけし」名義になる。


監督曰く『ソナチネ』『みんな~やってるか!』が好きな作品とのこと。後者は「映画そのものをぶっ壊したかったけど、勉強が足りなくて、あんなになっちゃった。不肖の息子みたいなもの」(『コマネチ』!!より)。

さらに、バイク事故後の作品はより映画監督として研ぎ澄まされたものになる。北野監督作品を評価する人物に、村上春樹淀川長治長嶋茂雄らがいる。

ただ、日本では興行収入が伸び悩む(『アウトレイジビヨンド』『座頭市』など一部を除く)。

だって、はなっから監督は大多数にわかってもらおうとしていないから。『Takeshi's』以降の三作は、長年暖めていた構想を実行し、かつ新たなステップに進むための破壊であったと本人は語っている(ちなみに、ビートたけしの熱心なファンだと結構腑に落ちる)。

一方、ロシアでは『Dolls』がロングランで上映され、フランスでは北野武・ビートたけし両方の功績を総合して勲章が贈られた。


監督曰く、「オレは映画をつくる金を稼ぐためにテレビでぬいぐるみを着てるんだ」「コメディアンとしてのオレを海外の人に見せるな!監督としてのオレのイメージが落ちる!」そうである。


監督映画

長編

『その男、凶暴につき』1989年

『3-4X10月』1990年

『あの夏、いちばん静かな海。』1991年

『ソナチネ』1993年

『みんな~やってるか!』1995年 - 監督も「ビートたけし」名義

キッズ・リターン』1996年

『HANA-BI』1998年

菊次郎の夏』1999年

『BROTHER』2001年

Dolls(映画)』2002年

座頭市』2003年

『TAKESHIS'』2005年

『監督・ばんざい!』2007年

『アキレスと亀』2008年

アウトレイジ』2010年

アウトレイジ ビヨンド』2012年


その他

『それぞれのシネマ』より「素晴らしき休日」2007年 - オムニバスの短編映画

『Begin』(北野井子)1998年 - ミュージックビデオ


関連タグ

ビートたけし

映画監督


外部リンク

Category:北野武の監督映画 - Wikipedia

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