概要
バイオハザード4に登場するクリーチャーの一体。大柄の体に目を出したずた袋を被り、叫び声を上げて伐採用チェーンソーで切りかかってくる恐ろしい相手。
相手を見つけるとチェーンソーのエンジンを掛けて相手に駆け寄り、大上段から切りかかりにくる。
攻撃手段はこれだけで単調であるが、当たれば深々と切り刻まれて、海外版では首を刎ねられて即死するという衝撃的な末路を遂げることになってしまう。
さらに体力も高く、ハンドガン程度では弱点の顔を狙っても怯ませることすら難しい。
と、強敵であることを書き示したが、本当に恐ろしいのは初めての集団との戦いで現れることである。序盤からの即死攻撃持ちの登場は、トラウマになったプレイヤーも多いはずである。
以降、狭所や逃げ道のない場所など戦いにくい場所で待ち構えており、避けることは難しい。
また、イラストのチェーンソー男以外にもいくつかのバリエーションが存在する。
チェーンソー姉妹
移動するルートによって現れるチェーンソークリーチャー。通常のチェーンソー男と違い、包帯を頭に巻きつけた女性のクリーチャーである。
姉妹の名の通り、二人掛かりで襲い掛かってくる。ただでさえも危険かつ体力が高いチェーンソー系を二体同時に相手しなければならず、加えてアシュリーを連れての戦闘になるので、彼女を隠さねば危険である。
余談であるが、姉妹の片方のボイスはチェーンソー男のものが使われているが、あまり気にしてはいけない。
巨大チェーンソー男
バイオハザード4本編をクリアしたあとにプレイできるようになるミニゲーム、ザ・マーセナリーズのステージ4に登場するクリーチャー。
「巨大」の名前の通り、2メートル以上の身長それに見合う体格を持ち。二つのチェーンソーを鎖で縛って一つにして扱う。体力もかなり高く、ボス並みの高さを誇る。
このクリーチャーがなにより恐ろしいことは、即死攻撃をしながら高速で突進してくることである。
他のチェーンソークリーチャーは移動→攻撃と分けて攻撃を仕掛けるが、巨大チェーンソー男は暴れるようにチェーンソーを振り回し、即死攻撃の塊となって突撃を繰り出してくる。加えて他のチェーンソークリーチャー以上に怯みにくいので、一度突進しはじめると手榴弾等強力な攻撃手段がなければ止めることは困難である。
チェーンソークリーチャーのあれこれ
ロス・イルミナドス教団が寄生虫プラーガを用いた人体実験のなかで、特に適合率が高く、強い破壊衝動に支配された村人(ガナード)の姿。一度敵と認識したものを執拗に追跡し、チェーンソーで切り刻もうとする。プラーガとの高い適合により強靭な肉体と高い生命力を獲得しており、多少の銃弾程度で倒れることはない。
即死のチェーンソー使いと序盤から強敵が現れることは、続編のバイオハザード5にもチェーンソーマジニと処刑マジニとして受け継がれている