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概要編集

カプコン作のビデオゲーム「バイオハザード5」に登場する怪物。「寄生生物プラーガ」に肉体を乗っ取られ怪物化した人間で、前作「バイオハザード4」では「ガナード」と呼ばれ、邪教集団ロス・イルミナドスに使役されていた。今作でも基本的な特徴は変わらないが、犯罪組織「製薬会社トライセル」によって改良を施され、さらに危険な存在となっている。名前はスワヒリ語で「悪霊」を意味し、プラーガ未感染の人間にはまさに悪霊に取り憑かれたように凶暴化して襲いかかることから武器商人たちに名付けられた。


能力編集

ガナードと比較して移動スピードが速く、またプレイヤーキャラを掴んだ状態で一定時間経つと、宿主の口から赤い花弁のような寄生体の口を露出させ、高ダメージの「噛み付き」を繰り出す。また、知性に関してもかなり向上しており、ガナードでは扱う事ができなかった自動小銃などの精密機器を扱う事も可能となっている。

しかし最大の脅威はプラーガ自体にあり、プラーガ自体の貧弱さがある程度改善されて日中でも活動可能になった他、トライセル社の研究によって「プラーガ・タイプ2」と「プラーガ・タイプ3」という新たな種が生み出された。


タイプ2は、宿主の肉体支配に時間を要する欠点を改善したもので、ある程度成長したプラーガを相手の口から押し込むという、荒っぽいが手っ取り早い方法で寄生させる。これにより、わずか十数秒で肉体支配を終えることが可能になったため、十分な量のプラーガを最初から用意しておけば、最初に10名程度の人間をマジニ化させるだけで、あとはネズミ算式にマジニを「量産」することが可能という、まさに悪夢の如きトライセル社の「商品」である。まさに感染拡大


タイプ3は宿主の身体能力のさらなる向上に重点が置かれ、イルミナドス教団の幹部も用いていた、絶大な力を得られる代わりに肉体を怪物化させる「支配種プラーガ」と通常のプラーガの因子を合わせて生み出された。

結果、これを投与されたマジニはタイプ2のものより高い身体能力を得ており、特に跳躍力が異様に発達している。

分類編集

※いくつかのマジニはR-18Gのものしか画像が無く、記事に使用できないため、近いイメージのものを代替に使用しています。詳細は各自検索をお願いします。


住民編集

Majini(マジニ)

序盤の舞台となるキシュジュ自治区の住人達。

ガラス瓶や大型のレンチ等、身近にある道具を手に、集団で襲い掛かってくる。大半が黒人かアラブ人だが、イベントでは後に「ケファロ」と化す白人女性のマジニも登場する。


先住民編集

作品募集中

作中に登場する架空の先住民族「ンディパヤ族」が、試作型の「プラーガ・タイプ3」を投与されたもの。プラーガの影響で跳躍力が並外れており、ダウンさせてもすぐに起き上がる他、多少離れていても跳びかかって攻撃してくる。

ワラの腰蓑、泥で塗ったと思しきボディアートなど如何にも『未開の先住民』然とした格好で、使う武器も木製の槍や盾と原始的。作中のファイルによると、プラーガ感染前はごく普通の服で生活しており、今の衣装は古い時代に使われた戦士の伝統装束で、祭りの時ぐらいしか着用しないものだったらしい。

また、タイプ3は女性や子供(男女)には定着せず、寄生の過程で全員が死亡したか、もしくはその男性に殺されてしまった為、先住民のマジニは全員が成人男性。この事から一定の定着条件があると思われる。


武装兵編集

リトル ビック 武装兵マジニ

戦闘用に訓練・強化され、銃器を使いこなす高い戦闘技能を備えているマジニ。投与されたプラーガのタイプは不明だが、皮膚の変色や一部破損が見られるところからタイプ3と思われる。

防弾仕様のマスクやチョッキ、金属製の盾でこちらの攻撃の威力を軽減・無効化し、さらに前転などのカバーアクションでこちらの銃撃を避ける。

プレイヤー側の使用武器でもあるスタンロッドや手榴弾、アサルトライフルAK74、ロケットランチャー等で武装しており、倒した際にも時折体が膨れ上がって爆発するなど、攻防どちらも従来のマジニを凌いでおり高難易度での対処は至難となるだろう。


特殊マジニ編集

宿主の人間の身体能力やプラーガとの適合性が高かったため、通常の個体より遥かに強靭な肉体を得たマジニ。

簡単には倒れないタフさと大型の武器を軽々と扱う筋力を持ち、物語の要所でプレイヤーの前に立ちはだかる。

反面、凶暴性が増大しているためか他のマジニとの会話がほとんどなく、開発したトライセルとしては組織的な行動が要求される兵器としての利用価値は低いとみなされている。


処刑マジニ

処刑人


ストーリー序盤の集会場ステージのみ登場する、紺色の頭巾を被った巨体のマジニ。

名前はプラーガの投与を拒んだ者を処刑していたことに由来しており、その際に使っていた、先端にギロチンの刃をくくりつけた巨大な断頭斧を振り回して味方のマジニもろとも標的をなぎ払う。

ダメージは非常に高く、喰らえば一撃で即DYING状態(一部除く)。

反面動きは遅いが、全身が分厚い脂肪と寄生体の影響で強化された筋肉で覆われているため、多少の攻撃でも意に介さずに戦い続けることが可能。

弱点は背中に刺さっている釘で、そこを攻撃されると呻き声と共に跪く。


クリア後にプレイ可能なミニゲーム『THE MERCENARIES』の監獄ステージと『DESPERATE ESCAPE』の第3エリアには、赤いマスクを被り、炎を纏った断頭斧を持つ処刑マジニが登場する。

通常のものより行動速度、耐久力に優れ、閃光にも目が眩まない。


巨漢マジニ

黒い呪術師

スキンヘッドに上半身が裸で、屈強な体躯を晒したマジニ。武器は使わずにひたすら走り寄って殴るだけだが、通常のマジニよりも耐久力が高く、ショットガンの攻撃に対して防御姿勢をとる(ダメージ軽減はされないが、直撃で怯ませた時よりも立ち直りが早い)など油断は禁物。武装兵タイプにも存在するが、能力に差異は無い。

『DESPERATE ESCAPE』では、市民マジニと同じく武器を用いる個体が登場する。


チェーンソーマジニ

チェンソー!!

麻袋を紐でぐるぐる巻きにして被り、血塗れのチェーンソーを構えたマジニ。使う攻撃は受ければ即DYING状態か死亡となってしまう危険な敵。

痩身ながら非常に打たれ強いが、顔面への攻撃には弱い。

高難易度では一度倒しても暴走状態となって復活する場合がある。


ライダーマジニ

市民マジニの内、中排気量のバイクに乗っている者たち。

宿主の神経と同化したプラーガによって運動神経が高まり、さらに死を恐れないため、思い切ったハンドル操作でモトクロスレーサのようなライディングテクニックで標的を追跡する。


巨人マジニ

巨人マジニ

先住民マジニの数人がプラーガの作用によって身長3m程に巨大化したもの。

木製のトゲと人間の頭蓋骨を集めて作った棍棒を武器にする他、大きな体躯を生かした蹴りも使う。

頭に被った金属製の仮面は銃弾を弾くほど強固で、腰をかがめて仮面を盾のように突き出しながら近づいてくるためダメージを与えにくい(爆発系の攻撃ならダメージを与えられる)。

倒すとンディパヤ族に関する特殊なトレジャーを落とす。


ガトリングマジニ

ガトリングガン マジニ

武装兵マジニの隊長格。

強靭な肉体と高い戦闘技能を持つ、選びぬかれた素体がベースとなっている。

本来は銃架に固定して用いる大型ガトリングガンを装備しており、敵味方お構いなしに銃弾を撒き散らし、手榴弾を投げて遮蔽物に隠れた敵をあぶり出す。

耐久力も高い上、背中に背負ったガトリングガンの弾倉により後ろからの銃撃を弾いてしまう。また、サングラスをつけたものは閃光が効かない。

どの個体も必ずキーアイテムを持っているので、倒す事が必須。

マジニとなる前は豪遊生活を送っていたらしく、常に葉巻を加えている他、画面を一見しただけでは分からないが歯が全て金歯らしい(バイオハザードアーカイブス2より)。

なお、このマジニのみ、怯んだときの体術がそのままフィニッシュ技となる。


寄生体が露出したマジニ編集

宿主の脳が致命的なダメージを受けたため、プラーガが感覚器官の代わりとして露出し、直接肉体を操っているもの。本来プラーガは光に弱いが、トライセルによって改良が加えられたため、閃光手榴弾などの強烈な光を受けなければ日中でも活動可能。特殊マジニを除いた市民、先住民、武装兵マジニを倒すと一定の確率で出現し、最高で3体まで同時に出現する。(THE MERCENARIES Unlimitedは例外)

会話や武器の使用はできなくなったが、寄生体自体が強力な攻撃を行う他、ゆっくり歩くだけだった前作の「寄生体が露出したガナード」と異なり素早く走って迫りくる。

しかし前述の通り閃光手榴弾のような強烈な光には耐えられず、手榴弾でも爆発を直接当てれば即死させられる。また電撃にも弱い他、体術や爆発でマジニのトドメを刺せば変化させずに処理できる。

露出する際に突然変異を起こして形状が変化するため、いくつかの種類がある。


ケファロ

頭部からにゅってなってるアレ

欠損した宿主の頭部から一本の長大な触手が伸びた変異マジニ。詳細はリンク先参照


デュバリア

Zombie?2

ケファロと同様に突然変異したマジニ。

こちらは上半身全体が寄生体で構成されている。詳細はリンク先参照


寄生体編集

ケファロやテュバリアとは異なり、宿主からは完全に分離して独立行動するプラーガの変異種。

通常のマジニを倒すと時々体内から現れるが、作中ではむしろ単独で現れることのほうが多い。


キペペオ

飛行能力を持つプラーガの亜種で、さしずめ羽ばたく肉塊。

名前はスワヒリ語で「蝶」を意味し、細い骨組みに薄い被膜を貼り、それをはためかせて飛翔する。

的が小さく動きも素早いので狙いが付けにくい上、ヘリに攻撃をしかけるなど意外に侮れない攻撃力を持っているため、無為に体力を削られる危険性が高い。混戦中の遭遇も脅威となる。


ブイキチワ

キペペオ同様、宿主から離脱して独立行動する小型の変異種。普段は地中に潜って休眠しており、生物の気配を察知すると露出して襲いかかってくる。

蜘蛛のような姿をしていて、素早く動き回って主人公に飛び掛り、拘束攻撃を行ってくるが威力は低い。

単独では大したことはない相手だが、別の敵との戦闘中に遭遇すると動けない間に追撃をもらう可能性もあり非常に危険。


関連イラスト編集

マジニ に関するイラストを紹介してください。

Majini(マジニ)チェーンソー男(マジニ)


関連タグ編集

マジニ に関係するタグがありましたら、紹介してください。

武装兵マジニ ケファロ チェーンソー男 ガナード

バイオハザード バイオハザード5

ンディパヤ(作中の架空の先住民族についてはこちらへ)


タナトス…こちらもクリーチャーに成り果てた黒人である。

バーサーカー(バイオハザード)…没クリーチャーの1体であり、先住民マジニと巨漢マジニと巨人マジニの特徴を1つにしたような外見となっている。


龍が如くOTE…刺青を入れた黒人男性が細菌兵器の感染により生物兵器と成り果てた。

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