概要
『バイオハザード4』に登場するクリーチャー。
スペイン語で「鎧」という意味でその名の通り、寄生生物プラーガが宿主を求めて古城の甲冑に入り込んで己の肉体として操っている。ロス・イルミナドス教団が開発したB.O.W.ではなく、偶然誕生したイレギュラーミュータントである。
甲冑内部に張り巡らされたプラーガの触手が擬似的な筋肉となっており、甲冑を外骨格のように動かして手に持った剣や戦斧で攻撃してくる。
生態
古城に生息しており、普段は休眠しているが、人間を察知すると活動を再開し、あたかも人間が入っているかのように動き回り、手持ちの武器で攻撃してくる。
甲冑なだけあって非常に硬いが、一定ダメージを与えるか頭部に大ダメージを与えると寄生体(銀の甲冑はタイプA、黒の甲冑はタイプB)が露出する。こうなれば他のプラーガ同様、強烈な光に弱いため、閃光手榴弾で即死させることができる。
RE:4ではリデザインされ、メイン画像のように甲冑の間隙から寄生体の眼や触手を覗かせており、プラーガが操っていることが一目でわかる見た目となった。光の中でも特に青白い炎の光に弱く、これに照らされている間は硬直する。また、寄生体の顔への攻撃またはジャストパリィで怯んでいる間や、硬直してる間にメレーで兜を蹴とばすことができ、この際露出する寄生体はグアダニャ(タイプA)のみとなっている。
剣による攻撃はパリィで弾き返すことができるが、その様が某フロムゲーのようだと言われている。
強個体
RE:4では金色の強個体が存在する。武器商人の依頼「残忍な騎士」の討伐対象となっている。
通常の個体より二回りほど大きく、その分移動速度やリーチが向上している。その上二段攻撃をしてくるため非常に手強い敵となっている。
依頼書によると武器商人の仲間もこの個体の犠牲になったらしい。
余談
- アシュリー・グラハムのコスチュームの1つが甲冑であるが、アルマデューラのものとは異なるデザインとなっている。
- RE:4では、アシュリーがレオンに対し城内に置かれている鎧を見て「防弾チョッキ代わりにならない?」と言う、このコスチュームをセルフオマージュしたような台詞がある。
- お蔵入りとなった試作版のバイオ4の時点で同様の個体が存在している。
関連タグ
リビングアーマー、アイアンナック、さまようよろい、ぬけがらへい、あくまのきし:似たようなクリーチャー
動く鎧:ダンジョン飯のクリーチャー。生物だと見抜いた主人公は、本体をアルマデューラやグネズドと酷似した姿を推測していた。