概要
『バイオハザード4』に登場した寄生生物プラーガに寄生された犬(あるいは狼)のクリーチャー(B.O.W.)。
犬(狼)が群れをなして行動する生き物であったことにより、プラーガとの同化(適合性)が強すぎて牙や歯茎が異常発達して口腔に収まりきらず、口が大きく裂けた凶悪な面構えになっている。
名称もそれに由来してスペイン語で「牙」を意味する。
過去作のゾンビ犬及びケルベロス同様に群れを作って行動、低い姿勢で素早い動きが共通するが、それらに比べてしつこく、噛みつきの強さが強烈なのが特徴。
更に日が暮れるとガナードと同じく背中を突き破って寄生体が露出し、触手をムチのように叩きつけて攻撃してくる。一方で寄生体が露出した状態だと閃光手榴弾のような強い光を浴びると即死する。
リメイク版の『バイオハザードRE:4』では露出した牙や寄生体のデザインが変化。更に武器商人の依頼にて下記の強個体が登場する。
ちなみに、レオンがトラバサミにかかっているのを助ける犬も同じ犬種である事が容姿から判る。
作中で明言はされていないがルイスの祖父が遭遇した「頭を撃ち抜いても死なない狼」は恐らくコルミロスだと思われる。
派生種
強個体
『RE:4』にて追加された寄生体が特殊な変異を遂げた個体。
武器商人の依頼「獰猛な狂犬」にて出現。
目が金色に光り、露出する寄生体がより長大になっているのが特徴的。
通常個体よりも非常にタフかつリーチも長いため注意。
アジュレ
詳細はアジュレ(バイオハザード)を参照。