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折木奉太郎の編集履歴

2013-08-15 21:05:58 バージョン

折木奉太郎

おれきほうたろう

米澤穂信の小説、『〈古典部〉シリーズ』の主人公であり探偵役。

CV:中村悠一

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは、手短に」

概要

神山高校1年B組の男子生徒。本シリーズにおける語り手。探偵役も兼ねるという作中演出の都合上、所謂「信頼できない語り手」に該当する。



洞察力と推理能力に優れるも、いつの頃からか「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは、手短に」をモットーとする省エネ主義者で、その片鱗は小学校の頃にも垣間見えていたようだ。


部活の盛んな神山高校においても当然、それらには興味を示さなかったが、古典部OGであるの強い勧め、もとい指令で、廃部寸前だった古典部を存続させるべく部室へと赴く。窓辺に好奇心の亡者が佇んでいるとも知らずに……


一足先に古典部員となっていた同学年の千反田えるに洞察、推理力を見込まれ、入部後は事あるごとに彼女の「気になる」事柄を推理し、解決に導く羽目に。


その能力を評価されながらも、本人は偶然訪れる閃きだと頓着しない。省エネのためには脅迫まがいの鎌掛けも厭わず、えるの質問攻めにいい加減な返事をするなど、あまり良心的な部分を見せない。


里志とは中学時代からの友人で、性向から何から言われ放題だが、彼の無駄に手広い知識には感心……もとい呆れている。摩耶花とは小学校からの腐れ縁。


千反田えるに対しては、上記のように初めは、省エネ主義の奉太郎にとって面倒な存在でしかなかったが、時間を共にしていくうちに、少しずつ彼女を意識し始め、アニメ最終回では、自分自身の彼女への恋心を自覚することとなる。


学業成績は平均点レベルで、雑学などの教養はやや乏しく、時に勘違いした発言や行動をすることがある。部室ではおとなしく読書していることが多い。 父親・姉と同居しているが、作中で母親の存在は描かれていない。


アニメ版では奉太郎の主観がしばしば誇張されており、「薔薇色」演出をはじめ、様々な場面が印象的に描かれている。


彼を「ほうたる」と呼ぶ読者もいるが、これは作中における彼自身のあるケアレスミスに由来する。


誕生日に関しては、まだハッキリと原作にも発表されていないが4月28日だと推測されている。

関連イラスト

奉太郎ルパン

ほうたろ

関連タグ

〈古典部〉シリーズ 氷菓

奉える 里奉 奉冬 古典部

ライデン(「手作りチョコレート事件」で、里志と「電脳戦機バーチャロン」で対戦した時に使用)

キョン - 涼宮ハルヒシリーズの主人公で信頼できない語り手。

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