概要
KOF99に初登場
キム・カッファンのライバルであり、お互いの考え方の違いから仲が悪い。
名前の由来は韓国・VICOM社のゲーム『ファイトフィーバー』に登場するキム・フーン。
必殺技の名前もことごとくファイトフィーバーが元ネタとなっていたりする。
職業は日本語講師で日本在住である。
漢字表記は全勲であり、彼の嫌いなものは自分の名字であり、その理由は金に二画足りないからである。
キムの更生修行の方針が気に入らないため、自分の修行とどちらがいいかキムと競っているが、彼も更生には成功しておらず(彼の場合、アテナのコンサートに連れまわすなどという自分の趣味に付きあわしているだけである)、当人達に「キムの方がマシ」と言われている。チャンやチョイじゃなくてもイヤだが。
更正に加わるものの正義に固執する描写はなく、キムより自分の方が上だと証明したいだけである。
上述のとおりアテナの追っかけであるが、それがたたって2001とEX2では2度にわたって彼女の幻を見て事故って欠場、2000のドラマCDでストーカーまがいな行動する、Ⅺではアテナのステージで普通に舞台に乱入して元気に応援したりしているなど、重度のアテナ中毒でアンタこそ更生せいと言われている。
「2002UM」では矢吹真吾と麟と2人とチームを結成するも、単なる数合わせで作ったとしか印象でキムからは「チームとしての一体感が感じられない」と指摘され、チャンやオメガ・ルガール、クリザリッドやクローンゼロからもまとまりの無さをつっこまれている。
なお、中の人はすごいよ!!マサルさんの近藤真茶彦役の一条和矢さん。そのおかげで初登場から高速でお笑いキャラになった
性能
全ての技が足技のみで構成されており、パンチ攻撃は使用しない。キムと似た技を使うが、元のように狙鷲陣と猟虎陣という2種類の構えを持ち、これらを切り替えながら戦うテクニカルキャラ。
扱いは難しいが、構えからの派生技はいずれも高性能で、構えへ移行する手段も豊富なので、使いこなせるようになれば強い。相手がジョンの性能を理解していなければ、何もさせずに圧勝できることもある。
『NEOWAVE』では、防御力が非常に高くなっている。
隙なし切り替え
各種技後に構えを切り替える際のテクニック。本来、構えの切り替え動作時に発生するモーションを消すことができる。
「2003」以外のタイトルで可能。
例として、太極破後に狙鷲陣から猟虎陣へ変更する場合、太極破のDボタンを押したままBボタンを押し、Aボタンを離す。これにより硬直を全く作らずに逆の構えに切り替わる。
ガードポイントのついている両方の切り替え攻撃に対して使えば、同じ構えを維持してこれらの技を連発することが可能になる。逆に本来は不可能な連続技を作ることができるようになる。