概要
マンガ『ドラえもん』に登場する架空の施設。
『サファリクラフト』という専用の小型ホバークラフトに乗り込み楽しむ22世紀の動物園型アミューズメントパークでもある。
地上や水辺を巡り世界中の神話や伽話等に登場する幻獣、妖精、亜人種、UMA達と触れ合えるが、車外から出るのは規則違反。
彼らはロボットではなく、実在の動物達を素材にしてクローンやバイオテクノロジーといった遺伝子操作で生み出したキメラである。
それ以前の時間軸でこれらを制作した場合、歴史が変わったり生態系に影響が出たりするなど、周囲の混乱を避ける理由から保護対象になり、タイムパトロールの手でこの施設に引き取られる。
ドラえもんズが主役の外伝漫画ザ・ドラえもんズスペシャルのロボット養成学校編では、『空想動物サファリパークで飼育されている空想動物達は外界の細菌に弱く、パーク外部に逃げ出すと24時間で死亡してしまう』と明かされた。
また、大山ドラ時代のアニメオリジナル回とザ・ドラえもんズスペシャルでは、『サファリパークの空想動物達が過去の時代に逃げ出し、その姿を当時の人間達が目撃したため、空想動物の伝承が生まれた』という卵が先か鶏が先か的なタイムパラドックスが発生している。
飼育されている空想動物一覧
(ウィキペディアより抜粋)
- ユニコーン:素体はウマとヤギの合成。伝承と違い「乙女」以外(のび太やパークの男性スタッフ)が触っても大人しい。
- 人魚:素体はジュゴン。
- 妖精(フェアリー):蝶ぐらいのサイズの妖精。素体も蝶。
- 竜:見た目は原作だと東洋風、わさドラだと西洋風。火を吹く事ができる。
- ケンタウロス:素体はウマ。
- 火の鳥(フェニックス)
- 河童
- ツチノコ:ドラえもん世界では『野生のツチノコ』が実在している(『ツチノコさがそう』『ツチノコ見つけた!』)
- エンジェルドルフィン、ケシキリン、ミラーライオン、コアライト、しばめーど(「映画ドラえもん 夢のペット誕生コンテスト2016 テレビ朝日編」において視聴者が投稿した完全オリジナル生物)
- ヒッポカンポス:素体はウマと魚の合成。
- チュパカブラ
- ペガサス:素体はウマと白鳥の合成。
- グリフォン:素体はイヌワシとライオンの合成。
- ヒッポグリフ:素体はイヌワシとライオンとウマの合成。
- ジャッカロープ:素体はジャックウサギとシカの合成。
- ネッシー:ドラえもん世界では野生のネッシーが実在しており(『ネッシーがくる』)、大長編『のび太と雲の王国』では天上世界の絶滅動物保護区に保護されている様子が描かれた。
- 烏天狗:素体はカラス
- ニンフ
- ナンディ・ベア
- フクロタイガー
- イエティ:素体はゴリラ。ちなみにツチノコやネッシー同様、ドラえもん世界では野生のイエティが実在している(『雪男のアルバイト』)
- ランプの魔神
- 化け狐(九尾の狐):素体は狐
- クラーケン:素体は恐らくダイオウイカ。ちなみにドラえもん世界では全長30メートルほどある巨大イカの存在が確認されている(『のび太の海底鬼岩城』)。
関連タグ
ジュラシックパーク、ジュラシック・ワールド(テーマパーク):同様に遺伝子操作で生み出した恐竜を放し飼いにしているテーマパーク。