大元の語源はローマ皇帝の宮殿のあったパラティーノの丘であり、時代が下り「宮中貴族」「宮中官僚」「宮中親衛隊」といった意味でパラディンという言葉が用いられるようになった。中世叙事詩『ローランの歌』に登場するシャルルマーニュ配下の十二勇将もこの名で呼ばれていたことから、転じて「聖騎士」と訳される場合が多く、多数のファンタジー・ゲームでも高位のクラス(主にナイトの上位クラス)として登場している。パラディンをゲームに導入した先駆はダンジョンズ&ドラゴンズであり、これに由来して「聖なる魔法が使える騎士」という扱いが多い。
pixivでは「世界樹の迷宮」パッケージに描かれているブロンド長髪のパラディン(通称・パラ子、師匠など)が多い。