CV:花澤香菜
『ダンボール戦機W』のヒロイン。13歳(公式サイトより)。
山野バンに憧れてLBXを始め、ふとした事からバン、大空ヒロと共にディテクターに立ち向かう。
概要
花咲流真拳空手の使い手で、「カラテ」を得意としている。
ちなみに、その腕前はシブヤタウン武道大会で優勝するほど。
今の所、リアルファイトは行ってないが、オタクロスとの特訓の際には空手着を着て、なかなかの身体能力を見せていた。
第41話においては、過ちに気付き自殺しようとする檜山真実の行動にメンバー9人中ただ一人反応し、爆弾を蹴り飛ばして真美の命を救った.
最終話である第58話においては、自爆するミゼルトラウザーから脱出するため通路を塞ぐ数十センチ厚の鋼板を、花咲流真拳空手快心の蹴りでぶち抜いた。(人に当たれば爆散する威力)
ジン役小田久史によると(プリンスアニメージュ2013ウィンター)
・ダンボール戦機Wの世界で必殺シュートが撃てるのはランかな?
・ケンカしても、どの男の子よりも間違いなくランが一番強いです。
劇場版イナズマイレブンGOvsダンボール戦機においては、リフティングを苦もなくこなし、その身体能力が空手に限定されるものではないことを示した
その名前故か乱暴なイメージを一部の視聴者から指摘されることもあったが、最初から最後までその超人的ともいえる身体能力と空手の技を人に振るうことはなかった。
護身の武術である空手。「空手に先手なし」の精神を体現した少女であった。
性格
猪突猛進型だが、明朗快活な少女。
アングラテキサスの際に、先生役の灰原ユウヤに反発した事を反省してか、その後はやや柔軟な対応を見せるようになる。
特技や服装から、若干ボーイッシュな印象を持たせるが、ジェシカ・カイオスと共にショッピングに行く少女らしい姿も見られる。
劇場版イナズマイレブンGOvsダンボール戦機においては、イナズマ側に不信を抱いて距離を取るダン戦メンバーの中で、バン、ヒロと共に最初から何の不信もなくイナズマ側と打ち解けあう明朗活発さをみせていた。
使用LBX
LBXプレイヤーとしての実力
物語序盤は直情的な性格が災いして川村アミのダークパンドラ3機がかりに敗れることもあったが、バン、ヒロ、ユウヤ、ジンなどの助力もあって成長し、第57話で最終決戦に向かう直前には宇崎拓也から「お前達は世界最強のチームだ」と評されるに至る。
前作主人公であり名実ともに世界最強のLBXプレイヤーである山野バンに勝利した3人(他の2人は相討ち勝利のヒロ、戦略的勝利の古城アスカ)うちの1人であり、中でも正面からの真剣勝負でバンに勝利したのはランのみである。
(w劇中のアルテミス戦の直後のバトルロイヤル。ダンボール戦機ドラマCDより)
ダンボール戦機ウォーズにおけるラン
wの後の世界の物語と思われるダンボール戦機ウォーズのゲームにおいては、バン、ヒロと並んで「世界を救った英雄」と評されている。
戦うメインヒロイン(軍神ミネルバ)
w主人公のバン、ヒロに対してメインヒロインと公式で評されるラン。
だが、守られるタイプのヒロインではなく彼女の言動が決戦時の勝利を決定づけること多々である。
・第1部最終決戦であるゼウス戦では、ミネルバ改の放った炎崩し・極が圧倒的強さを誇るゼウスの脚部を損壊し、勝利を決めた。
・最終決戦であるミゼルオーオーレギオン戦では、ミネルバ改でヒロのアキレスD-9を庇って爆散し、後の勝利に繋げた。また、その行動を「無駄」と評したミゼルに対して「無駄じゃない!」と悪を即断する姿は戦うメインヒロインといえる。
・劇場版イナズマイレブンGOvsダンボール戦機Wでは、ラスボスであるフランのヘリオローザを拘束するオーディーンMK-ⅡとアキレスD-9。その2機ごと撃てと言うバンとヒロに対し、ランはミネルバ改で抱擁することにより無力化。後のフランを救うゴッドハンドwへの展開へと繋げた。
(テーマ的に撃って倒してはいけない+オーディーンMK-ⅡとアキレスD-9がいないゴッドハンドwは…)
余談
バン、ヒロ同様に着ぐるみが制作され、イベントにおいて声優付きで登場してファンを楽しませている。(着ぐるみが制作されたのは無印のバンとwのバン、ヒロ、ラン、瀬名アラタのみである)