ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

少年ブレイヴの編集履歴

2013-12-26 17:17:31 バージョン

少年ブレイヴ

しょうねんぶれいゔ

じん(自然の敵P)によるVOCALOIDオリジナル楽曲。

「「勇気」に嫌われた弱虫な僕が

  泣き虫な君を救えたとしたら

   きっとこの物語は「空想」なんかで終わらない」


概要

目を盗む話。

じん(自然の敵P)によるカゲロウプロジェクト曲。

アルバム「メカクシティレコーズ」収録曲である。


主人公はセト。正確にはまだ勇敢ではなかった少年時代のセトである。

キャッチーなサビが特徴的。爽やかで疾走感のあるメロディーと彼の過去を語った歌詞にはギャップがあり、印象に残る癖のある楽曲。


セトの楽曲はニコニコ動画にアップロードされず(想像フォレストにおいて重要な役割を示してはいたが) 本曲が番外編としてオツキミリサイタル夕景イエスタデイのように投稿されるのではないかと期待されていたのだが、アウターサイエンスサマータイムレコードでカゲロウプロジェクトとしての楽曲ルートが終了してメカクシ団メンバーで唯一セトの曲だけがニコニコ動画に公式で投稿されない事が判明。セトの不憫さを後押しする結果となった。

だが、2014年1月1日に発売のMEKAKUCITY_V’sにて本曲が収録されることが判明(ニコニコ動画には投稿されない予定)透明アンサーのようにMVは作られていたのだった。


ラストに近いシーンでは、セトが森の奥にあるマリーの自宅まで赴いて彼女と出会う想像フォレストとリンクしているシーンの歌詞がある。


MVの内容(ネタバレ)

現在のセトが少年時代のセトを想起するという内容。

動画製作者はしづ氏。わんにゃんぷー氏の想像フォレストとは別視点である事を強調したのかもしれない。


登場人物は現在のセトと過去のセト、そしてマリー。最後にキドも少し登場している。

シルエットで2人の大人と子供達が登場するシーンがあり幼いセトが逃げ出すシーンがあるが、ここに登場する一家らしき面々が楯山一家(ケンジロウアヤカアヤノ)と孤児院時代からの腐れ縁であるキドカノかどうかは不明(仮にそうだとしてもアヤカが亡くなるまでの楯山家は上手くやれていたらしいので逃げ出したのは当時のセトの脅迫概念だった可能性が高い)


途中で2人のセトがテレビの上に載っている演出はアヤノの幸福理論でアヤノの演出を彷彿させる。

マリーが登場する歌詞「広い世界が簡単に崩れちゃう夢を見ていた」のシーンにおいて、墓の前で佇んでいたり倒れた人を泣き崩れてみるイメージが挿入される。母親の墓、倒れているメカクシ団、そして同じく倒れているセトと順になっている(アウターサイエンスマリーの架空世界の次のループである可能性もある)

そしてセトがマリーと出会ってから目の色が変わるシーンがある。彼女との出会いによって能力をコントロールできるようになった事を示唆している。


余談だが初公開イベントではエネが「まぁ、私は登場してないんでぶっちゃけどうでもいいんですけどね~」と皮肉を言っていた。

「目を盗む能力」でセトが聞いてしまう声は小説版4巻でマリーの祖母のアザミがセトと同じ「目を盗む」能力を使っていたがノイズが多すぎてアザミも好まない能力だった事が語られていた。


歌詞

 

「虐めないでよ」って泣いてばっかり

震えちゃうのも仕方ないのです


孤独を敏感に恐れている

少年の僕を『勇気』は嫌った


同じ様に雨に濡れている

子犬に理解を求めていた


自分勝手に抱き寄せていた

「君は僕を虐めないよね?」って言って


「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。

話がしたいよなぁ」


そんな僕に 悲劇が待ってた


聞こえたんだ 声が盛大に

閉ざした脳を ノックする


「あいつは汚い」「そいつを騙そう」

「大嫌い」「死んじゃえよ」

なんて


『思いの声』が一斉に

拒んでいたってノックする


言葉にしない心が 突き刺さって

もう泣きそう


「希望を願った罰だ」って

孤独網の騒音は


僕にこんな代償を

植え込んでいた


そして今日も声は責め立てる

流れ込んで 僕を溶かしていく


他人の 心理を盗み取れる

面妖な僕を 誰もが嫌った


逃げ出そうと 外へ飛び出せ

ここじゃもう 息も出来ないから


街の憎悪の 目を避けてさ

僕はそっと 駆け出した 何処かへと


迷い込む森

行き場の無い静けさに


また怯えちゃう様な

そんな僕を 誰かが待っていた


聞こえたんだ

「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。

誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて


『思いの声』は逡巡な

昨日の僕の様なんだ


「『心』が怖い?」

「明日を変える『勇気』も足りない?」


「そんなことない」とノックした

物語は繊細で


僕はそっと慎重に開いていた


踞った少女は言った

「昨日も、今日も、一昨日も

広い世界が簡単に崩れちゃう

夢を見ていた」


「怖いよ」なんて感情も

「辛いよ」なんて泣き声だって

絵本みたいに、救い出してしまえたなら?


芽生えた今日の感情を

絞った声で ノックして


君に話そう

「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って


『思いの声』の心臓を

包んで笑い合えたなら


『心を救う心』を

僕は『勇気』と呼べそう


進み始めた毎日の僕は今日も平凡で


ドアの外の声は もう聞こえない


関連イラスト

「泣くな泣くな!!!」目を盗む話



関連タグ

じん(自然の敵P)

カゲロウプロジェクト メカクシティレコーズ

セト(カゲロウプロジェクト) ショタセト マリー(カゲロウプロジェクト)


他の記事言語

Shounen Brave

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました