「さあ、今日から君もメカクシ団だ。」
概要
募集人数無制限。
無論、途中参加も歓迎。
募集要項無条件。
服装は自由。
(「メカクシコード」より)
カゲロウプロジェクトに登場する謎の団体。
今のところ漠然とした団体であり、活動内容・目的ははっきりとは明かされていない。
ちなみに「メカクシ団」という名前は、カノが(勝手に)命名したらしい。
活動目的
現在いる設立当時からの団員はキド・セト・カノの3人だけだが、数年越しでマリー、その後モモやエネやシンタローなど序々に団員が増えていった。
ちなみにシンタローは、活動内容を聞き流していたところ「秘密を知ったからには入団してもらう」と半ば脅された形で入団した(実際エネには「入団しないと秘蔵フォルダの中身をばらまく」と脅された)。
元々は「ヒーローごっこ」の一環としてアヤノが設立した、遊びの秘密組織だった。
その初代団長のアヤノが自殺を図り、行方不明になってからはキドが二代目の団長となったが、3人が何を目的にしてメカクシ団を引き続けているのかは不明。
カノ曰く「警察の目を盗んでヤバイ施設に入ったり、そこからいろいろ拝借したり」しているらしいが、彼は虚言癖持ちなのでその場のノリで言っただけの可能性が高く、本当のところどうなのかは結局不明。
共同生活
それぞれの事情で身寄りのないキド・セト・カノ・マリーの4人は、メカクシ団のアジトで共同生活を送っている。
セトのバイト代で主な生計を立て、料理などの家事は基本的にキドが担当している模様(セトやカノも料理はできるらしい)。
最近では、新しく入団したモモやシンタロー、ヒビヤやコノハなどもアジトに泊まったりしている。
また、小説版・漫画版では天井に裸電球、周りの棚には古風のインテリアが飾られているも、キッチンも備え付けられている生活感溢れたアジト(モモ曰く現代の魔女のアトリエ)。初期団員の3人+マリーの部屋がある。
だがアニメ版では天井が見えないほど高く、とにかく部屋が広い、ドアは自動開閉式でテーブル型タブレットもあり近未来的なアジトになっている。団員の個室へは雑多な物が置かれた(シンタロー曰く「何の秘宝館だよこりゃ」)廊下を通って行くようになっている。
構成員
キド 【木戸つぼみ】 メカクシ団団員NO.1
能力『目を隠す』
「メカクシ完了……だな」
某音楽プレーヤーを模したパーカーが印象的な、メカクシ団団長の少女。
一人称は「俺」でクールな性格の反面、お化け屋敷で気を失ったり、蛇の抜け殻を見て涙目になるなど乙女な一面もある。
セト、カノとは同じ孤児院の出身。
セト 【瀬戸幸助】 メカクシ団団員NO.2
能力『目を盗む』
楽曲『少年ブレイヴ』
「いい天気っすね~。でもここどこっすかね。見たこと無い鹿がいる」
「想像フォレスト」にて初登場した少年。
幼少期にマリーの家を訪れた際、怯えるマリーを諭し、マリーをメカクシ団に引き入れた。
キド、カノとは同じ孤児院の出身。
カノ 【鹿野修哉】 メカクシ団団員NO.3
能力『目を欺く』
楽曲『夜咄ディセイブ』
「あぁ、ごめんね、泣かないで、全部法螺話だよ?」
「如月アテンション」のPVにて初登場。猫目と茶髪が特徴で、黒い半袖パーカーを着用している。
掴み所の無い飄々とした性格。いついかなる時も笑顔を絶やさない。
キド、セトとは同じ孤児院の出身。
マリー 【小桜茉莉】 メカクシ団団員NO.4
能力『目を合わせる』『目を合体せる』
楽曲『空想フォレスト』 『マリーの架空世界』『イマジナリーリロード』『忘れてしまった夏の終わりに』
「ひぃぃ… ごめんなさい ごめんなさい…」
人間とメデューサのクォーターの少女。
かつては森の奥で孤独に暮らしていたが、セトとの出会いにより外の世界へ。その後メカクシ団に入団。
造花のバイト(?)をしている。月収ワンコイン。
モモ 【如月桃】 メカクシ団団員NO.5
能力『目を奪う』
「如月モモ!16歳!アイドルをやっています!!」
駆け出しアイドルの少女。
人目を異常なほど惹きつけてしまう体質が悩みで、本人はアイドル活動に苦手意識を持っていた。
ファンから逃げ惑うある日、キドに出会いメカクシ団の一員となる。
好物はあたりめとおしるコーラ。
エネ 【榎本貴音】 メカクシ団団員NO.6
能力『目が覚める』
「終わったら遊園地、ですよ!?」
賑やかで毒舌な電子の少女。
自称「スーパープリティー電脳ガール」
シンタローのPCに勝手に居ついている。電子機器であれば大体の物に侵入可能で、何回デリートしても戻ってくる。とにかくうるさい。
シンタローと共にメカクシ団に加入。
シンタロー 【如月伸太郎】 メカクシ団団員NO.7
能力『目に焼き付ける』
楽曲 『透明アンサー』 『ロスタイムメモリー』 『リマインドブルー』
「…主人公カード引いてんじゃねーか、俺」
二次オタコミュ障ヒキニートの青年。IQ168。
高校一年の時に退学。その後引き籠もりに。
ある事件をきっかけに、エネと共にメカクシ団に加入。
コーラが好物。
ヒビヤ 【雨宮響也】 メカクシ団団員NO.8
能力『目を凝らす』
楽曲『カゲロウデイズ』
「…ざまぁみろよ」
ヒヨリと共に都会を訪れた少年。
よく言えば大人びた、悪く言えば生意気な性格。ヒヨリと共にある事件に巻き込まれるが、一人だけ助かり能力を手に入れる。
病院に運ばれる途中メカクシ団と出会い、その後コノハと共に加入する。
コノハ 【九ノ瀬遥】 メカクシ団団員NO.9
能力『目を醒ます』
楽曲『コノハの世界事情』
「…ネギマ……」
謎に包まれた記憶喪失の青年。
少年並みの世間知らずでかなりマイペース。人並みはずれた身体能力を持っている。
ヒビヤと同様、病院に運ばれる途中にメカクシ団と出会い、その後加入。
アヤノ 【楯山文乃】 メカクシ団団員NO.0
能力『目をかける』
楽曲『アヤノの幸福理論』 『アディショナルメモリー』
「幸せって何だか不思議 明日のこと 好きになれる」
とある理由で自殺を図り、行方不明になった少女。
メカクシ団の創設者にして同団体の初代団長。常に赤いマフラーをしている。
幼少期のキド、セト、カノの姉的存在であり、シンタローとは中学時代からの同級生。
ヒヨリ 【朝比奈日和】 メカクシ団団員NO.10
能力『目を凝らす』(漫画版)
楽曲『カゲロウデイズ』
「また駄目だったよ」
ヒビヤと共に都会を訪れた少女。地元の村ではアイドル的存在で彼女のファンも多い
我が儘ながら正義感が強いが、顔に似合わず口は悪い
アヤノの親戚。
明確な入団シーンはないが、小説八巻にての表記があったため追加。
なおメカクシ団のことは「いい歳して頭大丈夫なのか」と相変わらずの毒舌をしていた
榎本貴音
能力『目が覚める』
楽曲『ヘッドフォンアクター』『夕景イエスタデイ』
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「──遥、大好き。」
エネの人間の姿で、本名。
とある事件をきっかけにエネの姿になる。
ナルコレプシーがあり、九ノ瀬遥と共に養護学級に通う。
趣味はゲーム、特技もゲーム、日課もゲームの典型的なゲーマー。
九ノ瀬遥
能力『目を醒ます』
楽曲『サマータイムレコード』『ロストデイアワー』
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「──会いたいよ、貴音。」
コノハの人間の姿で、本名。
とある事件をきっかけにコノハの姿になる。
心臓に持病を持ち、榎本貴音と共に養護学級に通う。かなりの大食い。しかし太りにくい。
趣味は絵を描くこと。
メカクシ団に関する曲
メカクシ団の全員もしくはほとんどが出演している曲、またはPV。