心に残した思い出の話。
「そんな日々を、いつまでも願おう」
『いつも皆が私の笑顔で笑ってくれるから
だから最期も笑顔でいよう』
概要
目に浮かぶ話。
小さな幸せの話。
じん(自然の敵P)によるオリジナル曲。カゲロウプロジェクトの曲である。
2ndアルバムメカクシティレコーズの収録曲。
3月31日にじん氏がTwitterで『「アヤノの幸福理論」を自分で聴いて自分で泣いている。幸せって難しい。』と述べていた。
今回もボーカルはIAが起用され、PVはしづ氏が担当している。
公開から5分で、1万回再生、4月23日の00:08に殿堂入り。
VOCALOIDを使った曲としては最速の殿堂入りを果たした(4時間11分)
同年、ミリオンを達成した。
解説
この曲の主人公はアヤノ。
小説版2巻や透明アンサーで如月シンタローとかつて友人だった(と同時に両片思いの相手である)アヤノが教室で一人泣いていた理由と飛び降り自殺をした理由。
そしてアヤノの「家族」の事が語られる。
実はアヤノはメカクシ団の「No.0」で、初代団長であった。
動画には幼少期のキド、カノ、セトだと思われる子供たちも登場し、幼いアヤノとの交流が描かれている。
アヤノは里子である三人の「お姉ちゃん」的存在だったようで、楯山家でヒーローごっこをして遊んでいたようだ。
絵コンテによると三人が引き取られた時、三人は当時5歳、アヤノは当時6歳だったようだ。
最初の頃に「僕は化物だから」と泣きながら語る少年はセトである。彼にアヤノが「真っ赤な色は主人公の色だから、怯えていなくても、良いんだよ」と説いた事がセトに影響を与えている事は間違いないだろう。
ちなみに現時点ではシンタローは小説でも漫画でもアヤノとメカクシ団及びカノキドセトの繋がりは知らない模様。
シンタローはメカクシ団に馴染む事でアヤノを忘れてしまうのではないかと恐れている節がある。
だがこの曲を踏まえるなら、アヤノが彼女なりのやり方で守ろうとした居場所が巡り廻ってシンタローを救ったと考えられなくもない。
さらにアヤノの母のアヤカ、父のケンジロウ、先輩の榎本貴音に九ノ瀬遥、学生時代の如月シンタローなども登場。アヤノは彼らに何を思っていたのだろうか。
そして、初代団長であるアヤノの『独りぼっちの作戦』とは一体・・・。
小説版でカノが目を欺く能力でアヤノに化けてシンタローの迷いをつく描写や、学校に行く描写があったので、彼はシンタローとアヤノの交流を知っている。
ちなみに、PV4:08の部分の絵は、カノ目線だと思われる。
動画
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