概要
キク科の越年草。
高さ約1メートル。葉は堅くてぎざぎざがあり、互生する。
アザミに似て、葉は互生し、楕円形で縁(ふち)にはとげがある。夏に大型の頭花をつけ、花は初めは黄色、のち次第に紅色に変わる。
花を摘んで発酵・乾燥させたものから 染料の紅、口紅、着色料などを作り、種子からは食用油をとる。
乾燥させた花は紅花(こうか)と呼ばれ、血行促進、血圧降下などの作用がある生薬として用いられる。
すえつむはな。くれのあい。べにのはな。サフラワー。
関連作品
おもひでぽろぽろ…紅花農家の作業風景が描かれている。
源氏物語…末摘花という名の女性が登場する。