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概要
『ガイ様、華麗に参上！』
ルークの世話役をしていたファブレ公爵家の使用人で、彼の親友も兼ねている。
気性は穏やかで、若干キザだが人当たりが良く紳士的、癖の強いパーティの中では最も良識的な人物。
ついでに操作性や技ラインナップの関係から、プレーヤー操作率もトップクラスになりがち。
一方で、大の音機関マニアであり、音機関について話し出すと止まらなくなってしまったりする。
極度の女性恐怖症であり、女性に近付かれると驚いて飛び退いてしまう。
しかし、原因は幼少期のトラウマであり、本人も「恐怖が先立つだけで、女性自体は好きだ」と公言している。なお、トラウマの元凶となった人物は幸運にも彼に対して謝罪できている。
一貫して良心的キャラとして描かれている彼だが、実は他のパーティメンバーの例に漏れず、褒められたものではない発言や行動をやらかしている。
……のだが、そうしてしまっても仕方ない理由や、被害者がプレイヤーから嫌われているなどといった、納得の事情から誰も批判しなかったり大目に見てたりしている。
戦闘
シグムント派剣術の剣士で、戦闘でも剣を使う。
シグムント派剣術とはアルバート流の弱点を補うために派生した剣術であり、ルークとはまた違った剣技を習得する。
また、パーティの中で最も基礎の素早さが高く、一撃の威力よりも手数で攻めるタイプ。
ただし、防御力が弱冠頼りない部分があるため、過信は禁物。
女性恐怖症に関してのネタバレ
前述のとおり極度の女性恐怖症の彼だが、その原因は過去の壮絶なトラウマにあった。
元々彼はホド出身の貴族であり本名はガイラルディア・ガラン・ガルディオスという。
彼の幼少時の誕生日の際にガルディオス家がキムラスカ軍のファブレ公爵(ルークの父親)の襲撃に遭った。
幼かったガイは暖炉に隠れていたがそこで自分の姉であるマリィベル・ラダン・ガルディオスや親戚、メイドたちが目の前で殺されるのを目撃し、自分を庇って盾になった姉やメイドたちの死体の下敷きになって気を失った。
師匠だったペールに助けられた頃には、そのときの事件の記憶がすっぽり抜けてしまい、以来このことがトラウマとなり女性に触れられると無意識にその時の恐怖を思い出してしまい拒絶するようになった。
ガイ自身はこのときのことをあまりのショックによりずっと忘れていたが、作中でアニスの母が負傷した際に全てを思い出した。
ファブレ公爵家の使用人となったのも、自分の家族を殺害した公爵への復讐のためである。
しかし、その仇の息子であるルークと触れ合うことによって彼の復讐心は揺さぶられることとなる。
このことが仲間達に判明した際には、ガイの女性恐怖症を特に面白がってからかっていたアニスとナタリアは、ティアと共に彼に対して深く謝罪していた。
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