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サザエさん方式の編集履歴

2016-01-03 11:35:00 バージョン

サザエさん方式

さざえさんほうしき

アニメや漫画における表現(現象)で、いつまで経っても年をとらないこと。

概要

国民的代表アニメである「サザエさん」は、コンセプト上から何時まで経っても年を取らない。何回正月が来ようがお構いなしである。そのことから見かけ上は月日や年月がたっても、キャラクターの年齢が変化しない現象を指すようになった。サザエさん時空とも呼ばれる。

ただし年齢が変わらないといっても小さな子供だけはいつまでも小さいままだとさすがにリアリティがないためかある程度の年齢までは成長するなど例外になっている作品もあり、サザエさんの原作漫画でも当初独身だったサザエマスオと結婚してタラオが生まれ、アニメ版と同じ年齢まで成長している。

具体的になぜこのようなコンセプトになっているのかについてはサザエさん時空の記事を参照。

主なサザエさん方式作品

代表的なもの

追記募集中


類例

途中までは時系列が進んでいたが途中より逆戻りし、そこからサザエさん方式に。

設定上は留年を繰り返しているため、生徒たちは連載が何年経とうが時事イベントが何度起ころうが高校2年生のままである。サザエさん方式のギャグ漫画的な合理化であり、同様の方法はすごいよ!!マサルさんなどでも見られる。

また終盤には進級・卒業が起こるとともに、衝撃的などんでん返しでこれらの現象に理由付けがなされた。

時代設定が戦前の話と戦後の話が存在し、いずれにおいても明智小五郎怪人二十面相小林少年といった主要人物の年齢が変わらない。

その記述を文字通りに受け取ればサザエさん方式という事になるのだが、一方で「時代によって別の人物が同じ名前を受け継いでいる」とする説も広く唱えられており、その説を基にした北村想によるスピンオフ作品『怪人二十面相・伝』が発表されている。

ケロロ軍曹と同様。無印18巻での作者によるトークによると、美柑沙姫の進学及び卒業をさせたくなかった為との事。

原作では当初サザエさん方式のようになっていたが、アニメ版ではサザエさん方式ではなく「各話の放送順と作中の時系列が異なるようにシャッフルされている」という形式が取られており、後に原作・アニメ共に登場人物が進級している。

第1話から1年以上経過していないという設定になっており、季節を繰り返しているように見えるのはひだまりスケッチと同じく時系列シャッフルだということ。・・・しかし、長期連載のこともあり作中の事件の解決にかかっている日数をすべて足し合わせると計算が合わなくなっており、やはり時空の歪みが発生しつつある(実は複数の事件を同時に解決していたなんてのもコナンなら許されそうな空気もあるが)。また、1年以上経過していないという設定にも関わらず携帯電話などの描写は時代に合わせて変化しており、当初は阿笠博士弁当型携帯FAXイヤリング型携帯電話を発明してもらったりしていた江戸川コナンが、小学生でも携帯電話を持つ事が珍しくなくなってからは普通に携帯電話を所有したりしている。最近のエピソードでは、新一がコナンになる前の時代に既にスマホが出ているという演出ミス(?)も存在した。

なお、一部の設定ミスを除くとクリスマスなどの1年に1度しかないイベントは作中でも極力1度しか描かないような配慮もされており、時事イベントを何度も繰り返しているような作品とは異なる。

時事ネタを取り入れることが多く、実在の人物や組織の存在も度々描かれているので作品内で時間が流れているのは確かである。にも関わらずゴルゴ13ことデューク・東郷の容姿だけは何年経っても老いる様子が無い。彼は仙人か何かなのだろうか。

ゴルゴ13とほぼ同様。

映画「RE:CYBORG」では「ゼロゼロナンバー達はサイボーグであるためその外見は自然には成長老化せず、人工的に肉体を作り替える必要がある」との解釈がなされている。

また、この映画の冒頭で島村ジョーは「高校生としての3年間の学校生活を疑似体験させ、3年ごとに記憶をリセットする」という形で27年に渡って高校生として生活を送らせる処置がなされていた(漫画版によると肉体の方を作り替える予算が不足して肉体が高校生のままであることにより精神への負担を減らすための苦肉の策とのこと)。

西暦何年になろうが、主要人物の外見は全く変化が無い例。

作中での主人公らの成長は非常にゆっくりで、第1話から現在まで3年しか経過していない。それだけならば『はじめの一歩』『BLEACH』『アカギ』などと同じく単に描写が長いだけなのだが、作中の科学技術は現実世界同様に進歩しており、アメリカ大統領も4回変わっている上、スカイツリーまで建造されている。

原作では当初は登場人物たちの進級があったが、途中からなくなる。アニメ版は完全にサザエさん方式。

1982年の読売新聞での連載開始より長き間コボちゃんは5歳の幼稚園児のまま歳をとらずにサザエさん方式で話が進んでいたが(アニメ版も同様)、2009年10月にコボの母(田畑早苗)が第2子の妊娠を告白して大きな話題になる(他誌である筈の朝日新聞が夕刊で取り上げる程)。その後2010年6月の連載10000回目の話でコボの妹(田畑実穂)が誕生。翌年にはコボが小学校に入学。作者植田まさし読売新聞でのインタビューによれば「(実穂を)3歳ぐらいまでは成長させたい」との事でそれに合わせて他の登場人物も歳をとらせており、2013年時点ではコボは小学3年生にまで進級している。

エピソードが100話を越えているにもかかわらず一向にが来る気配がなく、それどころか作中人物が「まだイカ娘海の家れもんで働いてから1か月も経っていない」と漏らすシーンすらあった。

作中で登場人物が進級・卒業について言及しようとしたところ、別の人物にサザエさんやドラえもんを(作品名はぼかしつつ)引き合いに出す形で「そのことに触れてはならない」と止められる。

が、それから程なくして連載が終了したためサザエさん方式に本格突入はしなかった。

Yes!プリキュア5』の続編として『Yes!プリキュア5GoGo!』が企画された時、当初は上級生だった秋元こまち水無月かれんを卒業させて新たなプリキュア2人を追加させる予定だったが、東映アニメーション側プロデューサーの鷲尾天が「このままのメンバーでいきたい」と強く要望したため、続編の『5GoGo』はメンバーの学年がそのまま(こまちとかれんは卒業しない形になった)となり新規のプリキュアも登場しないことになった(ただしミルキィローズというプリキュア外の追加戦士は登場した)。そのためか『5』の1年間での5人の成長が多少リセットした感が否めなかった。


関連タグ

サザエさん タイムパラドックス 長寿アニメ

サザエさん時空(表記ゆれ)

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