基礎データ
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
タテトプス | → | トリデプス(Lv.30) |
概要
厳ついデザインが素敵なタテトプスの進化系。頑丈な頭部は更に大きく発達し、まるで城壁のようになった。鳴き声の最後に、何とも言えない響きの金属音が入っている。
名前の由来はおそらく「砦+ケラトプス」。中でもデザインにおいて最も近い恐竜はペンタケラトプスだろう。
進化前同様、草や木の実を主食とするおとなしい草食恐竜で、鋼鉄以上に硬く、正面からの攻撃はすべて跳ね返すという鉄壁の顔面を持つ。
外敵に襲われた時は横一列に並び、どんなポケモンでも突破できないという、まさに砦というべき防壁を作り出し群れの子供たちを守っていたという。
しかし相変わらず背後からの攻撃に弱いのはご愛嬌。
あまりにも顔の骨がでかくて硬いので、復元が成功するまで背骨と勘違いされていた。
対の関係となるラムパルドとは生息地も近かったようで、2匹が争い共倒れになった化石が見つかった事もある模様。
ちなみに分類がシールドポケモンなのに『ポケットモンスター ソード・シールド』にはラムパルド共々登場しない。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 52 | 168 | 47 | 138 | 30 | 495 |
砦と名に冠する通り、防御と特防の高さは随一。
しかしHPと素早さは低めであり、岩/鋼というタイプから、メジャーな地面、格闘に対し4倍弱点というのがネック。
攻撃面の種族値もかなり低水準で、攻撃特攻共にでんきだまを持たないピカチュウレベルだが、特性「がんじょう」を利用した「メタルバースト」や一撃必殺の「じわれ」など意外と搦め手に長けており、バリエーションに富んだ属性攻撃が主軸となる。
隠れ特性は「ぼうおん」。
「うたう」や「ほろびのうた」、そして第6世代で使い手が増えた「ハイパーボイス」を無効化できる点は嬉しいが、どのスキンの「ハイパーボイス」も素の耐性で半減以下にできてしまうため
「メタルバースト」との相性がいい「がんじょう」の方が使い勝手が良いかもしれない。
同タイプと比べると攻撃性能では大きく劣るが、上述の通り器用さでは優っているのが特徴。
たとえばボスゴドラには「もろはのずつき」を無反動で撃てるという一芸があるが、トリデプスはボスゴドラが覚えない「じわれ」で貧弱な攻撃面をカバー可能。
ダイノーズには特殊耐久で劣るものの、「がんじょう」+「メタルバースト」のコンボに関しては素早さの低いトリデプスの方が使いやすい。
このように、意外と差別化には困らない性能に仕上がっている。
ただし、器用さというのは攻撃範囲という意味でも例外ではなく、なんと対のラムパルドに対抗するかのようにだいもんじ、かみなり、ふぶきと3種の神器もコンプリートしてしまう。
こうなったら素の体力の低さと4倍弱点ふたつと耐久型として致命的な欠陥故にこの際耐久力はあくまでも等倍以下を一発か二発受けたらの保険程度に考えて置き、たつじんのおびを持たせて3種の神器+(主にあの桃色地獄要塞対策に)じわれでのフルアタ型の方が単純明快かつ何も考えなくても使いやすい最適解かも知れない。
(参考までにふぶきはあのガブリアスをもイチコロで仕留められる圏内、ボーマンダに至っては極端な話たとえ性格が特攻ダウンでも帯さえあれば確定一発である)
ポケモンGOでは
対となるラムパルド系統と同様、出現率は低めで、タマゴも10kmのものからしか手に入らない等かなりのレアポケモン。以前はリサーチの対象になったこともあったが、現在は外れている。
原作同様、耐久よりのステータスになっており、生半可な攻撃ではびくともしない頑強さを誇る。
耐久よりのステータスであるため、強化しても最大CPは1500前後にしかならない。そのため、ジム・レイド戦よりかはトレーナーバトルの「スーパーリーグ」での活躍が主体となるだろう。実際、マリルリやチルタリス程ではないが同ランクでは比較的よく見かける存在であり、多くのプレイヤーから愛用されている模様。
ただし、じめんとかくとうというメジャーなタイプにめっぽう弱い点はここでも一切変わっておらず、これらのタイプの技で攻められるとあっさり倒されてしまう。特に同ランクで同じくアタッカーとして重宝されているナマズンやニョロボンは弱点を突いてくる技を数多く持っており、天敵に近しい存在なので要注意。
主な使用トレーナー
切り札ポケモンとして登場する。息子のヒョウタの切り札が「矛(ズガイドス)」で父のトウガンが「盾(トリデプス)」と「矛盾」の関係となっている。
関連イラスト
関連タグ
ザマゼンタ:同じく、体の正面が盾になっているポケモン