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ブリジュラスの編集履歴

2024-01-16 13:15:25 バージョン

ブリジュラス

ぶりじゅらす

ブリジュラスとはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンの一匹。

基礎データ

全国図鑑No.1018
ブルーベリー図鑑No.162
ぶんるいごうきんポケモン
タイプはがね/ドラゴン
たかさ2.0m
おもさ60.0kg
とくせいじきゅうりょく/がんじょう/すじがねいり(隠)
タマゴグループこうぶつ/ドラゴン

他言語の名称

英語Alchaldon

進化

【ポケモンBW風ドット絵】ジュラルドン・ブリジュラス

ジュラルドンブリジュラスふくごうきんぞくを使う)


概要

初登場はポケモンSVの追加コンテンツ・『ゼロの秘宝』で、新たに確認されたジュラルドンの進化形

元々合計種族値が535とかなり高い方だった(第8世代ではドラパルト、ガチグマに次いで高い)ジュラルドンが、初登場の次の世代で会得した追加進化である。


進化前よりもカクカクしており、折り畳まれた鉄橋とゴジラ立ちのロボット怪獣を合わせたような風貌。頭部には鶏冠、尻尾には棘が生え、後ろから見るとドラゴンのような頭部に見える。身長も上がっているが、体重は60kgと相変わらず軽量。


腹部の青黒い部分は大型化して全身に行き渡り、騎士のように配置されたその装甲は、ナックルジムのユニフォームにも見えるカラーリングである。


普段は山中で穴を掘って餌を探して暮らしており、落盤に落ちても平気なほどの頑丈さを誇るが、ピンチになると普段沿っている上体を吊り橋のように伸ばし、動きが鈍くなる代わりに重心が安定した四つん這いになることで、剣竜にも見えるシルエットとなる。

ちなみに寝る時もこのようなポーズになる。


また、エネルギーラインで繋がれる手足の末端に静電気を集めて充填することで、でんきタイプでないが、本来体内に生成されない電気エネルギーを強力なビームとして放つことが可能。

特に嵐などの悪天候では静電気が集めやすくなるため、ビームを通常より素早く撃てるらしい。


恐らくだが名前の由来は、進化前と同様にジュラルミンと、伸ばした上体が吊り橋のように見える事から、英語で橋を意味する「Bridge(ブリッジ)」と思われる。


ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ブリジュラス901051301256585600
ジュラルドン70951151205085535
上昇値+20+10+15+5+150+65

なんと進化により合計種族値が600になり、ジュラルドン族が600族へと昇格を果たした。


主に耐久面を中心に上昇しており、意外なことにその素早さはそのまま。鈍くなる代わりに耐久面をガッツリ上げる調整が多い追加進化では割と珍しい。

ただ特殊耐久は改善こそされたもののまだ並程度なので、とつげきチョッキでも持たせなければ、特殊を受ける事に過度な期待はできない。


更にほぼ死に特性だった通常特性が、いずれも使いやすい特性へと変化した。

両刀気味な配分を無駄と見るプレイヤーもいるものの、特殊技も物理技も覚える範囲が広いため物理特殊どちらの型でも使える。


通常特性はじきゅうりょくを活かす場合、てっぺきボディプレスも習得できるので対物理の攻防一体の要塞と化すこともできる。

またがんじょうを活かしたミラーコートメタルバーストよる反撃も可能であり、ステルスロックほえる・両壁・でんじはとサポート技も豊富。


隠れ特性のみ進化前と同じすじがねいりだが、このゆびとまれいかりのこなの無視はダブルでは変わらず強力であり、特にSVのダブルでは火力と耐性を兼ね備えたこの指要員として環境トップに君臨するオーガポンに対し、高い物理耐久も含めてかまどのめん以外なら有利を取れる(後述の通り専用技が雨パとの相性がいいため、構築次第ではかまどオーガポンにも隙を晒さない)のは大きいだろう。


専用技としてエレクトロビームを覚える。

電気技なのでタイプ不一致ではあるが、ソーラービームのように天候が雨だと即座に撃てる溜め技となっており、更にメテオビームのように特攻を1段階上げる効果もある。

また、ジュラルドン待望のじめん技「じしん」や、命中安定のかくとう技「はどうだん」も習得可能に。


エレクトロビームだけでなくメテオビームも覚えることから、「パワフルハーブ」とのシナジーもある。CS「がんじょう」「パワフルハーブ」型などならカタログスペックを直に振るうことができるだろう。


はがね・ドラゴンの競合相手には、進化前のジュラルドンを除けば同じく600族のヒスイヌメルゴンがいるが、特性が全く違う(こちらは3種類とも強力)上に、物理耐久がより高いことから「てっぺき」→「ボディプレス」コンボはこちらの方が威力が出る、特殊攻撃による火力では上回るなど性能はだいぶ違うため差別化には困らない。


テラレイドバトルではてっぺき積みのボディプレス戦法が強力。特性じきゅうりょくとの相性が良く、防御を上昇する事が可能。アーマーガアよりかは楽に防御を上げれる一方で、特防が低く、特殊攻撃は防げれないのが欠点。


一応ブリジュラスが劣る点としては、特殊耐久が心許無くシェルアーマーもないことから居座りは安定しづらいほか、体重が軽過ぎて「ヘビーボンバー」の威力が低く物理攻撃手段が少ない、という点がある。


総括すると、ジュラルドンの強みを真っ当に伸ばした進化だと言え、割と別の方向に舵を切り出す事も多い追加形態としては、これまた割と珍しい調整である。

一方、弱みはフォローしきれていないためその点は要注意。


進化するために必要な「ふくごうきんぞく」は購買部にて300BPで買える他、ドーム内部にも一つだけ落ちている。

またブルーベリー図鑑を190種類埋めると報酬でゲットできる、どうぐプリンターで生成と、入手できる機会は多いため気軽に使うことが可能。


解禁早々ダブルバトルで広く使われており、特にトルネロスの「あまごい」やペリッパーの「あめふらし」でサポートした型が主流。テラスタイプはかくとう対策になる上に耐性優秀なフェアリー、弱点を綺麗に補完できるひこう、じめんウエポンと「キノコのほうし」を一遍に対策できるくさ、元の優秀なタイプを捨てずに済むステラが主流。


異例ずくめの600族

第4世代以降追加された無進化ポケモンで追加進化したポケモンはブリジュラスが初となる。

1進化目」「世代を跨いだ追加進化」「レベルアップ以外での進化」による600族は当然初の事例で、同世代に2種登場するのは第3世代以来である。ただしこれらとは異なり、道具を与えれば進化出来る為、Lv1からでも進化可能。

種族値合計こそ600であるものの上記の異例ずくめな事例から、ブリジュラスを600族認定することに違和感を覚える人もいるようである(似た例としては、序盤鳥タイカイデンカラミンゴが存在する)。

一応は、12月末から2024年1月の上旬まで行われた大量発生イベントでは600族に進化するミニリュウジャラコとともにジュラルドンがピックアップされてはいる。


そもそも600族自体が非公式の名称で明確な定義もないため、600族扱いするか否か、というのは現状は個々人の判断でしかない。

だが、今後公式が600族をまとめて扱う際にジュラルドンやブリジュラスが除かれる可能性も十分にある、というのは留意しておくべきだろう。

公式では過去に第七世代までの600族のグッズを出した時に『「大器晩成」なポケモンたち』と呼んでいるが、ジュラルドンの時点で種族値が高く、仕様上Lv1でも進化できるブリジュラスに「大器晩成」という言葉は少々似合わない。

そのグッズ販売後に登場したポケモンであるドラパルトとセグレイブは最初は弱くとも進化を繰り返して強くなるので、特に異論などはなく600族に含まれている。

この辺りは600族の定義によって変わるので一概には言えないが、少なくとも今までシリーズ恒例になっていた大器晩成型に使われていた600族と言う定義とは明確に別物であるため、必ずしも600族であると断言はできない。


使用トレーナー

ゲーム版


余談

前作である剣盾ではピカチュウイーブイニャースの3匹が『進化前でありながらキョダイマックスが出来る』という特徴があったが、ブリジュラスの登場によりジュラルドンもこれに該当するようになった。


ブリジュラスを剣盾に送る(及び戻す)ことは不可能だが、もしかしたらこちらでキョダイマックスが復活する可能性はあり、夢は尽きない。タケシやサカキ、ツツジ、フヨウ、ギーマ同様、以降の作品では相棒が進化したキバナを見れるのかもしれない。


進化前のモチーフがこの怪獣なのでブリジュラスのモチーフはその強化版だろうか?


関連タグ

ポケモン一覧

ポケモンSV

はがねタイプ ドラゴンタイプ

ジュラルドン


1017.オーガポン←1018.ブリジュラス→1019.カミツオロチ


600族


第9世代追加進化


同複合タイプ

ディアルガ

ヒスイヌメイル/ヒスイヌメルゴン

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