【シュタインボック教団】

しゅたいんぼっくきょうだん

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シュタインボック教団

魔神ストラゴート・シュタインボックを崇拝する宗教団体で、【魔羯(まかつ)教団】とも呼ばれる

教団本部はノールガルドに設置されているが、ノールガルドに限らず各国に信徒と支部が存在している。

本部内には礼拝堂や儀式場など宗教設備の他に信徒のための居住施設や大浴場その他娯楽施設も揃っている。

千年近く前から存在する教団で、現在は魔神の娘であるヘイズル・シュタインボックが祭司長を務めている。

「魔神の力の恩恵に与るために信仰を捧げる者達のコミュニティ」と言う性格が強く、教団が組織だって悪事を働いたりするわけではないが、法や秩序などの規律に従う事を重要視していないことと、信仰対象が魔神であるため一般的には邪教扱いされている。

過去は信徒の大多数が魔族や亜人に竜、果ては魔獣などの人間以外の種族であった事も邪教扱いされる原因の一つになっていた。

先述した通り大きな目的のために行動する教団ではないため、信徒は基本的に自由行動で、教団としての活動は主に布教活動である。

教団の信徒である事を示す紋章。

身体に直接刻みこむか、紋章の彫られた物を身につける事で魔神との繋がりが生まれ魔神の力の恩恵を受ける事が出来る。

身体能力の向上は魔力の増加はもちろん、道具への魔力付加や特定の土地へ魔力を供給するなど、様々な恩恵がある。

身長も伸びて友達も増え、宝くじにも当たる・・・かもしれない。

「自身の誇りのみ従い、思うままに生を全うする」という教義の下、

無償の愛より価値ある者への愛、禁欲より放縦、忍耐より報復、従属より独立を是としている。

「誇りある魂」を持つ者ならば国籍はもちろん人間魔族亜人果ては動物魔獣に至るまで種族問わず誰でも入信できる。

ここで言う「誇り」とは一般的な正義では無く自分の信念や美学などを指す。