いるてつ
いるてつ
誕生日:5月21日
年齢:17歳(第3部最終話時点)
血液型:О型
身長:175.2cm
体重:61kg
配属:杉並第二高等学校 2-D 帰宅部
特権:分割権(変象属)
権利:追跡権
出身地:鹿児島県(東京都在住)
好きな食べ物:甘すぎないお菓子類、ジュース、カフェオレ、ジャンクフード
家庭不和で不良になった杉並第二高等学校の問題児。
収容所はDエリア出身で、吉井と同室だった。
あっけらかんとした態度を取っていることが多いが、実力は作中でもトップレベルを誇る。
鉄平の尻に敷かれる。(公式キャラクターブックより引用)
誕生日:2月11日
年齢:16歳(第3部最終話時点)
血液型:О型 RH-
身長:172cm
体重:62kg
配属:大宮西中央高校 2-3 バドミントン部
特権:命令権(許可属)
権利:開示請求権(許可属)
出身地:埼玉県(埼玉県在住)
好きな食べ物:特にこだわりはなく、美味しければなんでも好き
正義感が非常に強く、密室の中に現れたゴキブリを殺そうとした入賀の腕を掴み、殺すのを止めているシーンがある。その後に殴り合いの喧嘩に発展するほど、異様なまでに正義感が強い。(旧単行本4巻または完全版2巻収録に収録されている21.5話「地中の太陽」参照)
しかしながら少し抜けているところもあり、旧単行本4巻に収録されているおまけページでは「おっちょこちょいジャスティス」と形容されている。
入賀を世話の焼ける弟のように思っているような節がある。入賀特効標準搭載。(公式キャラクターブックより引用)
出会い
特権利強制取得施設である収容所に吉井鉄平が収容された。そのときに入れられた2人部屋に、入賀煉が既に収容されていた。これが2人の出会いである。
このとき入賀が言い放った「実験台になる時は一人でも多くぶっ殺してやる」という、悪には悪で対抗すべきだという意味合いのセリフに対し、吉井は「真っ当なやり方で悪に打ち勝つ...!」と言い返している。このように吉井は正義感が非常に強く、入賀に対しても「キミという『人間』の心に巣食う悪にも勝って見せる!!」と発言している。これは、誰にも人間らしく扱われてこなかった入賀にとって、まっすぐに自分にぶつかってくれる人間との初めての出会いであった。
原作 第1部 21話
吉井の住んでいた家を訪れた入賀は「・・・鉄平ちゃんが生きてたら・・・俺の考えも変わってたのかなぁ」「正義が勝つような世の中だったら無意味だなんて思わなかったよ・・・俺は」と発言する。この発言から、原作第1部第12話で入賀が「生きることも死ぬことも、この世の全ては無駄である」という趣旨の発言をした理由は、正義は必ず勝つと信じていた吉井が死んでしまったからであると推測できる。
しかしながら21話の最後には、入賀は更生を決意する。それは、吉井が遺した入賀宛の手紙を読んだことに起因する。
吉井の家に着いた入賀は吉井の携帯電話を見つけ、もう吉井が生き残っている可能性はないと確信する。遺された携帯電話を何気なく操作するうちに、吉井から入賀に向けて遺されていたボイスメッセージを発見する。そして、その内容を頼りに吉井からの手紙を発見する。その手紙に書かれていた内容から吉井の守りたかったもの(端的に言えば正義)を思い出し、更生を決意するのであった。このとき入賀は、悪用されることも考えないで、盲目にもかかわらず手紙を書いた吉井に対し「鉄平ちゃんってば生真面目な割におバカさんぞー⭐︎」とツッコミつつも、思わず笑いが込み上げている。さらに「でもそんな所も嫌いじゃないよ。おかげで・・・俺ちょっと更生しちゃうかも・・・⭐︎」と発言しており、鉄平からの手紙に心を動かされたことで更生を決意したことは自明である。
「・・・この便箋は鉄平ちゃんの忘れ形見・・・誰にも渡さない。死んでも守るよ。」
そうモノローグで語った後、更生した入賀はこう発言する。
「・・・さ、鉄平ちゃんの正義・・・繋げに行こうか」