概要
ごんぎつね(迷宮キングダム)は、TRPG「迷宮キングダム」(以下、まよキン)に登場するモンスターの一体である。
見た目は和装の少女だが、これは変化した姿であり、正体は狐(と思われる)。
迷宮キングダムにおけるごんぎつね
モンスターカテゴリのひとつ「魔獣」に分類される。
派手な模様の着物を着崩した、どこか妖艶さが漂う幼い少女の姿をしており、薄暗い迷宮の奥や、人寂しい小道の途中。はたまた、時には賑やかな祭りの一角に紛れ込んで、出会った人間を惑わせるとされる。
惑わせる目的は、ひとけのないところに誘って正体を現し襲うためとも、単にかまってほしいだけとも言われる。
「和装」+「ロリ」+「狐」という分かりやすく強力な属性から、まよキンの女性型モンスターの中でも特にプレイヤー人気の高い一体。
まよキンでは、大抵のモンスターは「説得」などで仲間(自国の国民)にできるが、
ごんぎつねは低レベル(Lv2)であり、最初期のキャラでも対処・入手が容易。
更に、まよキンの世界ではモンスターとの混血がごく一般的に行われているため、
キャラ作成時のダイスの出目次第では、キャラの親や祖先がごんぎつね、という設定になることも普通にある。
こうした手軽さ、身近さも高い人気の一端なのかもしれない。
外見特徴について
前記の通り、和装+ロリ+狐というテンプレ属性つめあわせキャラだが、
初出であるまよキン初版が2004年のため、何気にこの属性がネットで大ブームになる以前からの古株だったりする。
その一方で原作デザインにおいては、実は身体的特徴としての狐要素を持たない。
原作イラストのデザインは狐面をかぶった和装の黒髪少女(トップ画像参照)だが、
狐要素はお面と周囲に浮かぶ狐火のみで、本体である少女は、特に狐要素のない普通の人間の姿となっている。
このため、単体で描かれる際は狐耳や尻尾が付加されたり、髪色が薄茶(狐色)系になったりと一般的な狐娘デザインになることも多い。
(ちなみに公式リプレイのひとつにおいても、狐耳の生えた茶髪?デザインで登場していた)
余談ながら、原作イラストにおいては背景に正体と思しき白狐も描かれているが、
こちらはリアル系の妖怪狐なデザインをしており、意外と見た目が怖い。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
別名や表記ゆれは存在しないが、ただの「ごんぎつね」タグが付いているケースも多い