※文豪とアルケミストに登場する同名人物は、新美南吉(文豪とアルケミスト)へ。
概要
愛知県半田市出身、旧制愛知県立半田中学校(現在の愛知県立半田高等学校)を卒業後、畳屋を営んでいた父に半ば強制される形で岡崎師範学校(現在の愛知教育大学教育学部の母体の一つ)を受験するも失敗。
(南吉自身は早稲田大学を志望していたが、元々父は教師になれると言う理由で中学校進学を許可していたため)
小学校時代の恩師に紹介され、母校の半田第二尋常小学校に代用教員として勤務。その後東京外国語学校(現在の東京外国語大学)に進学、卒業した。
童話雑誌「赤い鳥」を始めとして様々な雑誌で作品を発表し、現代でも多くの人の心に強く残り続ける作品を遺す。
てぶくろを買いに、ごんぎつねなどの作品を書くも、1943年、結核により29才の若さで逝去。
愛知県においては、出身地の半田市を中心とする知多半島地域、および、教員生活を送った安城市にゆかりが深い。