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概要編集

新美南吉による創作童話。1935年(昭和10年)に発表された。


あらすじ編集

ある日、一匹のでんでんむしが自分の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっていることにうっかり気づいてしまう。


でんでんむしは殻の中に詰まっている悲しみをどうすればいいのか分からず、「もう生きていられない」と、友達のでんでんむしに弱音を吐く。


すると友達は、「あなたばかりではありません。わたしの背中にも悲しみがいっぱいです」と答えた。


でんでんむしは別の友達、また別の友達と訪ねて行き、同じことを話すのだが、どの友達からも返ってくる答えは同じだった。


でんでんむしは「悲しみは誰でも持っている。自分の悲しみは自分でこらえていくしかない」と気付き、嘆くのをやめるのだった。


関連タグ編集

童話 新美南吉 でんでんむし

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