概要
「ウィルヘルムの叫び」とは洋画などでよくみられる断末魔の効果音の事。
海外では「Wilhelm scream」と表記する。
「ア゛ア゛ーウ゛!」や「ア゛ア゛ォウ!」といった感じの叫び声。
映画「スターウォーズ」シリーズなどで用いられ、世界的に有名となった。
初出は1951年の「遠い太鼓」という映画で兵士の一人が沼でワニに食われるシーンの断末魔である。
その声があまりにも悲痛且つ迫真の演技だったことから効果音として他の映画でも用いられるようになる。
2008年までの映画で累計217本の映画で使われたようだが、現在でもたまに使用されることがあり、数は現在も増えている。
ちなみに「ウィルヘルムの叫び」という名前ではあるが「ウィルヘルム」という名前は1953年の西部劇映画である「フェザー河の襲撃」で矢で太ももを射られて落馬する「ウィルヘルム二等兵」の断末魔にこの音声が使われていたことに由来する。