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人物

CV:鳥海浩輔

シリーズ一作目『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』の主人公。

幻の国ミラの出身で、世界でも珍しい”精霊憑き”の18歳の青年。

(プレイヤーは彼に憑いた”精霊”となって時に選択の手助けをする事となる)


性格は過去の複雑な境遇もあってか、ややドライ気味で冷静なリアリスト。

打算的で積極的に人助けをするタイプではない...のだが、強引なギバリや一枚上手なシェラに丸め込まれる形で仕方なしに付き合ってくれるなど、面倒見は悪い方ではない。


目上の人物を必要以上に敬う事もないが決して礼を欠いているという訳でもなく、誰かに手助けをしてもらえばきちんと感謝を伝えたり、たとえ子供相手でもコチラの要求を飲んでもらう代わりに相手の要求(おつかい)を聞き入れるなど常識的な礼儀(仁義)は弁えている。

とりわけ精霊(プレイヤー)の声には二つ返事で従ってくれることも多く、心を許した相手には悪い顔をしない気風の良い性格ともいえる。


心の翼は灰がかった色の鳥の翼。しかし右翼しか無く、左翼には代わりに翼型(翼竜の骨格に近い)の飛翔器が取り付けられている。

この飛翔器は祖父によるお手製であり、帝国製の物とは大きく異なる珍しいもの。

これにより両翼揃っている者と同様に滑空や滞空も可能である。


概要

両親は彼が物心つく前に他界しており、拾ってくれた祖父のゲオルグと弟のフィーの3人で暮らしていた。

物語が始まる前に帝国の兵士・ジャコモの手でその祖父と弟を殺害されており(この時自分も殺される筈だったが運良く生き延びた)、二人の仇を取るために復讐する目的で旅をしている。


辺境サダルスウドでシェラと出会った事をきっかけに、世界の命運を賭けたエンド・マグナスをめぐる戦いに巻き込まれてしまう。

当初は「自分の目的はあくまで打倒ジャコモであり、帝国全体を敵に回すつもりはない」とシェラの旅に付き合う事を渋っていたが、ギバリの強引な説得と、エンド・マグナスを追えば自然とジャコモに辿り着くということで一応は納得をして旅に同行することとなる。


戦闘面

使用する武器は”剣”。

バトルグラフィックでは右手に長剣を、左手に逆手持ちした短剣を持ち二刀流で戦っている。


武器マグナスは無属性から各種属性まで幅広く揃っており、相手に合わせてデッキを組み替えて戦いやすい。また防御ターンには防具マグナスの他に武器マグナスも防御に使用することができるので敵の攻撃を防ぎ切りやすく、バランスの良い戦闘が期待できる。


必殺技使用時の口上は「秘剣」。

主に右手の長剣から属性エネルギーを発生させる攻撃が多い。

全属性揃っているが、比較的”空属性”の必殺技が得意な傾向にある。


また、カラスのみ”精霊必殺技”という特殊な技を使う事ができる。戦闘中に1ターンで出せるマグナスの最後の一枚がランダムで変化することがあり、破格の攻撃力を誇る。

いつ変化するか、何属性の攻撃になるかは完全にランダムなので狙って発動させることは難しいが、冒険中にプレイヤーの問われた回答がカラスや仲間たち精霊値(好感度)を上昇させるような好意的な内容で答えていると、少しだけ発動率が上がる仕様となっている。


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バテン・カイトス

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