概要
2021年にCz社に買収されColt's Manufacturing Company LLCになったコルト社が再出発の第一歩として2023年1月のショットショーで発表したロータリーボルトのライフルである。
2023年に高価格バリエーションのプレシジョン(1899ドル)、2024年に低価格バリエーションのタックハンター(999ドル)が発売された。
ボルトはCZ600の物を参考としており、また3つのロックラグにより回転角度を60度にしてスコープとの干渉がを軽減している。
フレームはMDT製ACCシャーシを使用しており、広く普及しているレミントンM700に比べ、レシーバーとのねじの噛み合いが深く頑丈なのが特徴。
また分解が簡単で、小さな六角レンチのみでトリガーの引きの長さ(12.75~14.25インチ)や軽さ（2.5～5ポンド）を調整可能となっている。
性能
| 全長 | 1140mm(プレシジョン)、1012mm(タックハンター) |
|---|---|
| 銃身長 | 609mm(プレシジョン)、508mm(タックハンター) |
| 重量 | 4.649kg(プレシジョン)、3.265kg(タックハンター) |
| 使用弾薬 | 6.5クリードモア弾(6.5×49mm)、.308ウィンチェスター弾(7.62×51mm) |
| 装弾数 | 5+1 |
| 口径 | 26口径、30口径 |
