デイブ・ストライダー

でいぶすとらいだー

Dave Strider（デイブ・ストライダー）とは、Andrew Hussie作のWeb漫画『Homestuck』に登場するキャラクター。 ※本項は本編でのネタバレが含まれます。

概要

「Homestuck」のメインキャラクターの少年。

テキサス州ヒューストン、大都市の高層マンションに兄と二人で住んでいる。1995年12月3日生まれで初登場時は13歳、credits時点では21歳と思われる。

3人目に登場する人間のプレイヤーキャラクター。ハンドルネームは「turntechGodhead」(TGと略される)。

イメージカラーは赤。シンボルマークはディスク。

タイピングスタイル及び口調は主に小文字のみを使用する。疑問符、感嘆符を除く句読記号は使わず、略語やスラング、誤字脱字も多いかなり雑なもの。また、カーカット(karkat)との交際後は彼の口調の影響なのかアスタリスクを使用することもある。

タイトル(称号)は「Knight of Time(時間の騎士)」。惑星は「Land of Heat and Clockwork(熱と時計仕掛けの国)」

武器は剣、若しくは折れた剣。

容姿

整えられた白い七三分けの髪と丸いサングラスが特徴。

ディスクのシンボルがプリントされたラグランTシャツや、時間のシンボルがプリントされた騎士の衣装が有名だが、スーツやタキシード姿も多く色も様々である。

人物像

クールな性格を装っているが、本当は不器用な思春期の少年。クールさを失くさずに自分らしさを見つけようと苦労している。独り言が多い。

好きなものは皮肉、音楽、ラップ、剥製や標本、ホルマリン漬けなどの死んでいる物、そして自分(ナルシストである)。

嫌いなものは人形。

サンプラーの演奏が上手だが、ラップは不評。

sweet bro and hella jeffという皮肉とJPEGのブロックノイズだらけのWEB漫画を公開しており、作中では何故か大人気である。

時間属性のプレイヤーでタイトルを与えられてからは「時間旅行」が出来るようになる。完全な時間ループを作れば大量のDaveを召喚することも可能。しかし、その能力の使用を拒んでいる。

自分とは違い、なんでも自然にクールにこなせる兄に強く憧れているがそれと同時に彼の影から抜けだそうとしている。また、別次元の自身が素材となった、サポーターのデイブスプライト(davesprite)とは溝ができている。

α世界への移動はローズ(rose)、カーカット、テレジ(terezi)、カナヤ(kanaya)と隕石を利用して行った。(所謂「隕石組(Meteor Crew)」)

本作で死亡描写が最も多い人物。作中でも随一の人気を誇るキャラクターであることからも、彼の衝撃的な死亡シーンの数々はファンアートで描かれることが多い。

ゲームオーバーへ至る時間軸ではテレジと交際していたが、敵に前と後ろから同時に胴を刺されて死亡。仲間を助けるための行動だった為、英雄的な死(Heroic death)とみなされ蘇生が不可能だった。

ジョン(john)が歴史改変中にテレジに「君はデイブと付き合わないほうが良いんじゃないか？」とアドバイスしたこと、ヴリスカ(vriska)が隕石組と同行したことにより、改変後の新しい時間軸ではデイブはカーカットと親睦を深めたようだ。

(作外で作者のHussie自身が二人が恋愛関係にあると発言している。また、公式グッズでもデイブとカーカットの恋愛をモチーフとしたものがリリースされている)

また、WV(Wayward Vagabond/市長)を抱きしめたり撫でさすったり「i love you」と囁いたりキスをしたりする等、本当に大好きな模様。

兄(bro)に対しては尊敬と憎しみが入り混じった複雑な感情を抱いている。兄の死後、彼と同じ遺伝子を持つダーク(dirk)と会うことを躊躇っていたが、最後の戦いの前、16歳の時に漸く会合を果たし兄から肉体的、精神的に虐待を受けていたことを打ち明ける。

ダークが兄とは違う性質を持っていたため長い会話の末に二人は打ち解け、抱きしめ合う。

後に誰よりもダークと内なる感情を通わせることが心地よい(カーカットよりさえも)と発言している。

act7ではカーカット、ジェイド(jade)とピクニックをしている模様。

また、credits時ではカーカット、テレジ、ジェイドと共にトロールの王国の王となる。

その後、遠い未来でカリボーン(caliborn)によって呪物(juju)に永久に封印されてしまうことが作中で示唆されている。(2017年時点では詳細は不明)

関連イラスト

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