概要
漫画「DARKER_THAN_BLACK 漆黒の花」に登場するキャラクター。
国連機関PANDORAに所属する契約者の少女。
大きな眼鏡と耳つきのレインコートを着用している。
PANDORAの中でもハーヴェストの抹殺を目的とする派閥に属し、目的の一致から黒たちと手を組むことになる。
一人称は「俺」でルックスも中性的だが、心身ともに女の子であり男扱いされるのは嫌う。
契約者の中ではトップクラスに感情豊かで、自信家かつ生意気なところがある。
チャンプを相棒として慕い、友情を感じているようだ。
契約能力・対価
契約能力は「空間移動」、対価は「頭に耳をつける」こと。
手元に黒い球状のワープホールを作り、パーセルが認めた物・人のみを移動させる。
移動先は視界の範囲外でも可能だし、人数制限も無く、数kmという長距離でも移動可能と非常に融通が利く。
- 作中で彼女が「限界ギリギリ」と言ったのは、なんと成層圏のすぐ下(地表から10kmくらい)である。ただ、これが直線距離的な限界なのか、それより上に転移するとパーセル自身も危険なので不可という意味なのかは微妙なところ。
対価は珍しい先払い型。明言されているのはパーセルしかいないタイプである。
他の契約者が「能力を使ったぶんだけ対価を支払う」のに対し、彼女は「対価を支払っている間のみ能力を使える」という仕組みのようだ。
作中で確認できる限りでは能力使用は頻度・回数どちらも制限がものすごく緩い、あるいは無いようで、実質的には使い放題と思われる。
ただし、対価の支払いを妨害されると、つまり頭につけた耳を破壊されると能力を封じられるという弱点がある。
後払い型の契約者なら対価の支払いを封じられても、最後の手段として対価度外視で能力を使うという手があるので、これは先払い型の明確な弱点と言えるか。
いつも着ているクマ耳のレインコートはもちろん対価用だが、本人は気に入っていないようだ。
耳であれば種類は問わず、予備のつけ耳を携帯しているほか、実は耳っぽく形を整えた布とかを被ってもOKらしいので、めちゃくちゃ基準が緩い。