概要
大神皇カルナ・マスタに仕えていた神徒。黒いクリスタルドラゴンを従える、くすんだ金の長髪の女性であり、自らも黒水晶を発生させる剣技を持つ。
誰にでも敬意を持って接し、大神皇からの信任も厚く、他の神々からも慕われる人格者であったが、ある時突如としてカルナ・マスタの元を離れた。その後、大神皇の元神徒とは思えないほど卑劣なやり方で他の上位神を襲ったとされ、その罪で封神ルシアスの結界に封じられた。この出来事により彼女は後世に“禍神”と呼ばれるようになる。
優秀だった彼女が何の理由で神に叛いたかは不明であり、私欲の為であったとも、他の神の陰謀であったとも言われている。ただ一つ、彼女の本意ではなかっただろうという見解だけは一致する。
結界の中でフィーヴァは他の神徒達の戦いを目の当たりにするが、彼女はその争いには加わらず、力の温存に努めた。その戦いの果てに黒幕が現れる事を確信して。