概要
仕える神のいない神徒。
剣と槍を持ち、白と黒のツートンカラーの長コートを羽織る青年であり、黒髪だが前髪だけ白色である。
自分こそが最強であると信じ、立場の上下を気にせず常に上から目線で周りに接したという。粗暴な性格で、他の神徒や神と衝突し問題を起こす事が頻繁にあった。
上位神に匹敵する力を持ちながらも、神としては新参者の為に冷遇されていた模様。しかし実際には魔神の血を引いているからだったのではないかとも言われている。
ある時、彼は自分が最強であると証明すべく、最高位の神、大神皇カルナ・マスタに戦いを挑む。この戦いで多くの神をねじ伏せるほどの強さを見せたキラだったが、カルナ・マスタの圧倒的な力には遠く及ばなかった。敗北したキラは大神皇の命令により、ある上位神の結界の中に封じられる事になった。
戦いに敗れた屈辱と、結界のあるイシュグリアに漂う波動により彼はますます力を高めていく。しかし傷が癒えた後も彼は結界を内から破る事が出来ず、苛立ちを募らせていっていた。そんな彼に結界の主は「他に送り込んだ五柱の神徒を全て滅ぼせば解放を約束する」という条件を提案する。上位神の真の狙いをキラは理解していたが、大神皇へのリベンジを果たす為、提案に応じ神徒狩りを開始。トーラを襲撃し、カノンとも相対した。