概要
吐き出せないの。
イラストはのう氏が手掛ける。
響きの良い歌詞やメロディにより、驚異的な中毒性を誇る。
v_flowerのDJ/ライブイベント「v flower DJ NIGHT」テーマソング。
2019年3月27日、自身3曲目となるミリオンを達成。
それから2024年8月20日には、自身初にして、v_flower史上初となるテンミリオンをも達成。
かいりきベア氏のアンコールアルバム『ベノマ』にはMARETU氏によるリミックスが収録されている。
ベノム 求愛性少女症候群
僕らは青い春に侵されている。
『ベノム』、『ダーリンダンス』、『失敗作少女』を原作とするライトノベル/コミカライズ『ベノム 求愛性少女症候群』がKADOKAWAより連載されている。
ライトノベル版は著者が城崎氏、キャラクターデザインとイラストを引き続きのう氏が担当。コミカライズ版はこれを基に漫画をしゃもじ氏が担当しており、どちらも原作・監修をかいりきベア氏本人が務める。
ストーリー
悩める少女が愚痴を吐くSNSの裏アカで、ルルが目にしたのは、10代の少女だけが患うという不可思議な現象「求愛性少女症候群」の存在だった。
くだらない噂話に見えたそれは、自分が感じている現状によく似ていることを知ったルルは……
『ベノム』『ダーリンダンス』『失敗作少女』
大人気楽曲をキャラクター化した、悩める少女達の不思議な青春ストーリー。
キャラクター
主役は3人。
名前の由来は対応する原曲の歌詞が元となっていると思われる。
- ルル
「孤独って毒だ」
主人公。元ネタは『ベノム』。
何をやっても平均的な、ごく普通の高校2年生(コミカライズ版では高校1年生)。裏アカを持っている点を除けば、であるが。
10代の少女が患うという症例不明・原因不明の不思議な病「求愛性少女症候群」により、人に触れると痛みを感じる身体になってしまう。
症候群に苦しみ翻弄されながらも、治すために奔走するが……。
- ナナ
「愛なんて無いよ」
ルルの先輩。元ネタは『ダーリンダンス』。
3年生(コミカライズ版では2年生)で、読モ。校内では有名人である。
求愛性少女症候群により瞳にハートが浮かんでいる。
良くも悪くも思ったことをズケズケと言ってしまう素直な性格。ツイッタラー故に情報網は広い。承認欲求が高め。
- エリム
「私は失敗作です」
求愛性少女症候群を治したという令嬢。元ネタは『失敗作少女』。
2年生(コミカライズ版では1年生)で、品行方正なお嬢様。
かつて症候群により家に帰れなくなっていたが、今は治ったと言い、ルルたちに接触する。
実は毒親育ちで昔から「失敗作」と罵られていた。
求愛性少女症候群
本作の根幹を成す、謎の現象。
「裏アカを持っていて」、「心に悩みや闇を抱えている」、「10代の少女が」発症するとされており、人によって程度・症例はバラバラ。治療法も不明である。
ルルの場合は「人に触れる/触れられると身体に痛みを感じる」というもので、頭痛などとしてあらわれる。このため人とは距離を置かねばならず、孤独な日々を過ごしていたが、ナナと出会い彼女に触れられても平気だったことから「症候群罹患者同士ならば触れられても大丈夫」なことがわかり、エリムの例から「治す方法もあるかもしれない」事実も明かされた。
少女たちを蝕むその正体とは……?
関連動画
ベノム / flower