概要
CV:剛力彩芽
怪盗Rが3年前に父親・ダリウスが落としたコインの紋章と同じマークがついたバイオリンを持つ、謎の少女。いなくなった母親を探し、怪盗Rと行動している。ラルフに好意を寄せているようにも見えるのだが・・・・
海外版では「マリー(Marie)」という名前になっている。
性格
とても優しく、母親・エリザベート(ネタバレ注意)を守るために「月の姫君」を弾いたりするなど困っている人を放っておけない心の優しい少女。(実はラルフ自身も彼女に救われている。)
正体(ネタバレ注意!)
この先本編のネタバレあり
その正体は、フランスとバビロニアの2つの王族の血をひく(つまりハーフ)王女。また、ナポレオンの遺産・空中庭園を出現させる為の鍵となる人物。そして物語終盤で彼女の母親がエリザベートであることが明らかになる。(ちなみに彼女はフランス王族側である)
当初はエリザベートから自身の存在を拒まれたことで彼女はエリザベートは自分の母親ではないと思っていた。しかし空中庭園の復活のために「月の姫君」を弾くことを強制された彼女をエリザベートが阻止しようとした際に自身の名前を叫んだことで初めて名前を呼んでくれたことに感動した。母親でなくてもエリザベートを救おうと決心したマリアは「月の姫君」を弾いてしまう。
その後エリザベートと共にナポレオンに捕らわれてしまうが、避雷針のあるエッフェル塔から駆け付けたラルフに助けられると思われた。
しかしラルフを殺害しようとしたナポレオンが銃を彼女に向けて発砲しようとしたため、彼女を庇ったエリザベートが撃たれてしまう。エリザベートが彼女を本当は愛していたこと、身の危険から修道院に入れていたことへの後悔を伝えられたことで彼女は絶望する。
ナポレオンとの最後の戦いに勝利したラルフはナポレオンの正体が謎の人物の影武者であったことを知るが、彼によって空中庭園を暴走させられてしまい絶体絶命のピンチに陥る。そんな際に現れた彼女はラルフを励ますためにバイオリンを弾いた。彼女のラルフを想う気持ちとパリに住んでいるこの空中庭園を止めたいと思っているすべての人の想いでラルフと共に空中庭園を崩壊させた。
彼女を悲しませる存在がいなくなったことでラルフは彼女と別れを告げることになる。最後は2人の最後のゲームでラルフと別れる。
余談
演者の剛力彩芽氏が本職の声優ではないせいか、マリアの台詞の大半が棒読みと感じるものである。
棒読みに感じるものがどうしても無理だという方は、ソフトの購入をしっかりと考えるべきである。