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ミノタウロス(カルドセプト)

こんやはやきにくよ

この記事ではゲーム『カルドセプト』シリーズに登場するクリーチャーのミノタウロスについて扱う。

一般用語としてのミノタウロスはこちら


概要

数少ないシリーズ皆勤賞クリーチャーの一体で、火属性ブックを選ぶともれなくミノタウロスも付いてくるのが伝統。

フレーバーテキストには「その怪力で獲物を捕らえて貪り食う」という恐ろしい文章が書かれており、イラストも牛頭の筋骨隆々の大男が巨大な斧を携えているという実に迫力のあるもの。

ではその性能は、というと……


召喚コスト 70G ST40 HP40 種族:人 召喚制限:なし アイテム制限:なし 特殊能力:なし


……シリーズ通して一貫してこれである。

非プレイヤーの方に解説していくと、まず召喚コスト70というのはまぁ「悪くない」部類。本作では強力なクリーチャーは前提として属性領地や手札コストを要求してくることがあるため、魔力だけでとりあえず出せる数値としてはそこそこのレベルである。

ST40。これも「悪くない」。HP30のクリーチャーが属性一致領地に居た場合、地形効果というシステムで合計HPは40になるので、アイテムを使わせるかそのまま土地を差し出すかの二択を迫れる。そしてゲーム全体を見てもHP30のクリーチャーは決して少なくない。特に「援護」という手札のクリーチャーをアイテムとして使える強力な能力を持ったクリーチャーはほとんどがHP30である。

HP40というのも同様の理由で「悪くない」。つまり火属性領地にいればST40クリーチャーのノーアイテム侵略を拒否できるため、守りに回ってもそこそこ戦える部類である。

種族が人で各種制限がないというのも「悪くない」ポイント。その気になれば武器や巻物を使っての侵略も、防具や道具を使っての防衛もこなせる。

そしてこれと言ったデメリット能力も持たず取り回しは「悪くない」。


色々言ってきたがザックリ纏めるとどのステータスもごく平凡で特にこれと言って魅力がない

70Gというのは確かに高くないが、決して安い部類でもなく序盤ではそう気軽にホイホイ捻出できる額とも言えない。それで出てくるのがコレなので慣れたプレイヤーからの評価はほぼ共通して微妙の一言である。……というか無属性の戦士クリーチャー、「ファイター」に火属性が付いてコストが上がった以外の違いが一切ないので火属性領地での守備性能を除けば「ファイターの方が取り回しが良くない?」という意見も目立つ。領地のレベルを上げれば地形効果も高まるのだが、そもそもHP40というのは「低くもないが高くもなし」でわざわざミノタウロスに高レベル拠点を守らせるのはリスクが高いため、あまりやる人もいない。

そして、ゲーム中での微妙な扱いに反してなぜかスタッフからは愛されており、シリーズ通して説明書のイラストではミノタウロスがモデルに使われるのが伝統と化している(電子説明書になったリボルト除く)。

また、3DS版に登場するセプター、ナジャランがミノタウロスを使って侵略成功した時に放つ台詞「よくやったわ、ミノタウロス! 今夜は焼肉よ!」も彼を象徴するネタ台詞としてプレイヤーの記憶に強く刻み込まれた。


なんだかんだ言って「やればできる子」なのだが他の火属性クリーチャーと比較して際立った魅力のないその微妙っぷりから火属性を、ひいてはカルドセプトを象徴するクリーチャーの一角という意見すらある。愛されているのかいないのか、やっぱり微妙である。


そしてリボルトでは念願の強化としてコストが10G下がった。やったね!

でも周辺環境がインフレしまくり、ただコストが下がっただけということもあり置いてきぼりを食らうことも増えている。ミノタウロスの明日はどっちだ。


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