概要
メインストーリー第一部から登場する。ユウのライバル的な癒術師である。ライバルなのはラーテル自身が言っていることであり、ユウはそう思っていない。活舌が悪く自分の職業である癒術師という単語がうまく言えない。活舌をよくする努力をしているが、ユウから活舌がよすぎて誰だかわからないと言われてしまうことがある。
ストーリー序盤はトトに執着しており、トトをかけてどれだけモンスターを癒せたかを勝負していた。
クロストの地で開催される癒術士の大会にユウとともに出場する。目的は大癒術士になるための力試しである。試験の内容は護衛なしでモンスターを癒すことである。そのモンスターを癒そうとするも苦戦を強いられる。洞窟で身を潜めているとラーテルは自身の昔の話をし始めた。将来はレエントの領主になるために勉強させられていたが、頭が悪くて教師が困っていた。噛み癖のこともあり、父親に怒られていた。癒術士としてモンスターを癒した時にみんなの役に立てたと思った。人間とモンスターが一緒に暮らせるようになったのが嬉しかった。友達は一人もいなかったが、初めての友達はモンスターだった。
ハイネは実の弟でっはなく、叔母の息子で3年くらい前に父親が引き取った。ハイネは優秀で勉強などを何でもこなしていたが、それが比較対象になってしまい、ラーテルによって苦痛になった。ハイネの方が当主にふさわしいと思っていた。父親に叱られた時、ハイネを当主にするように言い、大癒術士になってやると言い捨ててそのまま家を出た。ラーテル自身はそれを逃げていると思っていた。
クロストの町にモンスターが襲撃したときハイネと一緒に戦った。モンスターの襲撃が収まった後、ハイネと話す。ラーテルは自身が逃げていたことハイネにすべてを押し付けたことを伝えた。ハイネはラーテルのおかげでレエントに馴染むことができたことを伝える。ラーテルには人々を巻き込む不思議な力があり、人の上に立つ者の素質であることを言い、足りないことは自分が支えるとと言い、レエントに戻るように説得する。それを聞いたラーテルはレエントを戻ることを決意する。しかし、自分が戻るとユウが霧降の地の調査に行けなくなることを気にしていたが、大癒術士のヒイロが代わりを務めてくれることで、レエントに帰る。
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