イベント概要
『佐賀県玄海町小説コンテスト』とは、2021年9月17日(金)より始まったpixiv公式企画である。
応募期間
2020年9月17日(金)~10月31日(日)23:59まで
関連タグ
公式企画
企画概要
▼企画目録
https://www.pixiv.net/artworks/92470407
▼応募作品一覧ページ
https://www.pixiv.net/novel/contest/saga_genkaitown
▼公式サイト
https://www.town.genkai.lg.jp/
受賞作
大賞

雪月の小話。春愁秋思の恋の果て。
雪月海桜
それぞれの想いを抱え彼等四人が訪れたのは、とても美しい町だった。
『玄海町』海へと至る階段の如く傾斜に広がる棚田を臨む、44番目の恋人の聖地。
初恋の相手にして最愛の彼女『桜井春香』
明るく気の良いムードメーカーな親友『東夏樹』
美人で直向きな幼馴染み『松浦冬子』
四季の名を冠する、十数年来の仲間達。
いつもの面子での久しぶりの旅行先。
浮き足立ちながら初めての町を巡る中で、ふとした瞬間に『槻秋臣』を襲う数々の違和感。
古びたしおり、覚えのない情報、薄れる意識……欠けた記憶の果てに、彼が見つけた真実と愛の物語。
「例え死が二人を別つとしても、僕の心は、ずっと君に寄り添い続けるよ。」
追記【大賞をいただき、ありがとうございます!】【文章ルールに合わせた修正verはこちらから↓内容は同じです】https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16747571
準大賞

古民家再生してのんびり田舎ライフを満喫してたら、ときどき人が迷い込んで来るんですが、どうしてでしょうか?
藍玉「日の沈んだけんそろそろ帰るばい」
「暗いと危なくないですか?」
「くろうならんと帰れんとよ、ちょうちんの光らんけん」
首都圏に住む、異世界小説が大好きなサラリーマンの中村旭が、ひょんなことから父親が購入した佐賀県玄海町の古民家に住むことになるお話。そこの住人はとても優しいし、景色もよくて食べ物もおいしい。でも、時々夕方になると迷い込んで来る人がいる。地元民が迷うことなんてあるんだろうか? そして、みな口をそろえて夜にならないと帰れないというのだ。夜になると玄関には不思議なちょうちんが置かれていて……。
ほのぼのして、ちょっと不思議なお話です。
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佐賀県玄海町イメージ小説コンテストへの応募作品です。
玄海町を調べているうちに、凄くわくわくしてきて、いろいろ詰め込んでしまいました。
言葉は一生懸命調べたのですが、おかしな表現もあると思います。平にご容赦ください。
表紙イラストはグリコさん(https://www.pixiv.net/users/5577777)にお願いしました。
佳作

少しずつ 世界がおかしくなっていく あの子に告白したいだけなのに
秋雨三雲玄海町に住む高校2年生の僕は、夏休みに片思い中の部活の後輩である成瀬さんをデートに誘う。行き先は恋人の聖地、浜野浦の棚田だ。デートの最中に不思議な狸を助けてトラックにはねられる僕。そこから少しずつ世界がおかしくなっていく……。
目を覚ました僕は、時間がデートの前日に戻っていることに気づく。奇妙に思いながらも今度は淀姫神社に成瀬さんを誘うが、そこでもまたおかしな出来事に見舞われ、再びデートの前日に巻き戻される。
何度も時間をループしながら、玄海町のさまざまな観光スポットを巡る僕と成瀬さん。そしてなぜか行く先々に現れるクラスメイトの絹田。
浜野浦の棚田、淀姫神社、藤ノ平ダム、仮屋湾岸……それぞれの地域に伝わる民話にもとづいた出来事に巻き込まれる僕の恋の行方は?

空に伸びる階段、丸くなる言葉。
佐々木異聞俺こと青木翔太は、浜野浦の棚田で、恋人の三島彩子に突如別れを告げられる。
俺たち、付き合ってまだ三日なんですけど!?
玄海町を舞台に語られる、少年と転校生の少女の物語。

夕日と母の日ともじゃもじゃと
こぬかあめ縁もゆかりもない佐賀に越してきた「私」はいつもイライラしていた。
ある日、親子でドライブに出かけることとなり…。
自分が実際に体験したことをもとに書きました。
作中の山の中の焼肉屋さんは、店名は出していませんが佐賀県内でも有名だと思います。本当にとても美味しいです!

青が優しく返るまで。
涼白両親を事故で亡くし祖母の住む玄海町へ来た高校生が、親戚の青年と過ごす内に笑顔を取り戻す話。
◇
朝野美青:高校生。両親を事故で亡くし玄海町にやってきた。
藍原陽太:地元の漁協に勤める青年。美青の親戚。
祖母:母方の祖母。