A:「約束通り返せよ!」
B:「いつ言った?何時何分何秒?地球が何回まわったとき!?」
概要
何時何分何秒地球が何回まわったとき?とは、子どもが友達とケンカになったときの罵り言葉の一つである。別に正確に答えられたからと言ってなにか解決するわけでもない。そんな時間を無駄にする一言である。
んで、実際に地球は何回まわってんのよ?
- 定義
まず、「地球がまわる」の定義をはっきりさせなければならない。「自転」か「公転」かどっちの意味か相手に聞いてみよう。
A:「約束通り返せよ!」
B:「いつ言った?何時何分何秒?地球が何回まわったとき!?」
A:「どっちの意味?自転?公転?」
B:「(どん引き)」
この時点で勝ち確だが、次のステップに行こう。
- 自転の場合
Bに「自転」と言われた際の対処法を考えよう。
これに関しては柳田理科雄先生がすでに計算済みである。
本日からピッタリ46億年前に地球が誕生したと仮定し、本日を2022年7月15日として計算すると自転回数は3兆1184億5150万4961回である。
A:「約束通り返せよ!」
B:「いつ言った?何時何分何秒?地球が何回まわったとき!?」
A:「どっちの意味?自転?公転?」
B:「自転だよ!」
A:「じゃあ言った日がが2022年7月15日だから3兆1184億5150万4961回」
B:「(どん引き)」
では公転だとどうなるのか?
- 公転の場合
先程の「今日からピッタリ46億年前に地球が誕生した仮定」をそのまま引っ張り出し、公転数は46億回。
A:「約束通り返せよ!」
B:「いつ言った?何時何分何秒?地球が何回まわったとき!?」
A:「どっちの意味?自転?公転?」
B:「自転だよ!」
A:「じゃあ言った日が2022年7月15日だから、3兆1184億5150万4961回まわったとき」
B:「(どん引き)」
B:「じゃ、じゃあ公転だと何回だよ!」
A:「今日からピッタリ46億年前に地球が誕生した仮定から46億回まわったとき」
B:「(どん引き)」
これにて完全論破。無駄ないざこざもこれにて終了。
個人的にこんなことをやっているAは多分友達はいないと思う(無論これをピクシブ百科事典に書いている筆者も)。