大韓民国のサッカーリーグ、京畿道城南市に本拠地にKリーグに所属していたクラブで、飲料メーカーの一和(イルファ)が母体企業として運営。圧倒的な資金力をもとに有力選手をかき集め幾度のリーグ優勝を果たし、「韓国版レアル・マドリード」と称された時期があった。
社名で気付いた方もいると思われるが、一和はメッコールを主力商品とする飲料メーカーとしても有名だが、その背後は何度か社会問題となったカルト教団・旧統一教会で、いわばその資金力も教団からではないかと半ば囁かれていた。
実際、教祖として君臨していた文鮮明が亡くなった2012年より翌年に教団がスポーツ事業から手を引いた事でクラブが経営難に陥る事態となった。
その後、城南市が母体となって2014年より市鳥のカササギをクラブアイデンティティとして用いた市民球団、城南FCとして活動している。