天城茎太郎とは短篇キネマ「百色眼鏡」、KKP演劇作品「LENS」で小林賢太郎が演じる劇中人物である。
登場作品
短篇キネマ「百色眼鏡」(2003年作品)
警視庁刑事部の駒形刑事(大森南朋)に依頼を受けて捜査協力する探偵。
KKP#4「LENS」(2004年上演)
小説家を目指す貧乏書生として登場。
いずれも設定は大正時代
※時系列の設定では「LENS」が先となっている。
人物像
文学青年。観察力・洞察力に優れる。
卓越した推理力を持っているが、事件現場では結論だけを告げる説明不足のため犯人と誤解されがち。
「説明のしすぎは格好が悪いんだ」が持論。
推理小説家をめざして出版社に原稿を持ち込むも酷評。
駒形刑事をして「可哀想なほど才能がない」と言わしめる作品を書き続けている。
運動は苦手。スポーツマン・コンプレックス気味。
北海道出身。独身。年齢不詳。(推定20代後半)
書生として下宿中らしく、一人部屋が与えられている模様。
よく寝坊する。
風貌
長身(劇中人物中最高身長)手足が長くやや痩せ型、8頭身。
丸眼鏡に刈上げマッシュ長、書生服に下駄(LENS)革靴(百色眼鏡)
冬は黒腰丈マントに黒手袋装備が基本スタイル。
天城の書生服スタイル
(冬季)
- 黒の腰丈(いわゆる蛮カラ)マント。前合わせは留めずに羽織るスタイル。
- 布製五本指黒手袋
呼称・愛称
劇中ではフルネームで呼ばれることはほとんどない。
本人の名乗りは「天井の天に城(しろ)と書いて天城」
- 天城~駒形ほか「LENS」劇中ではほぼ呼び捨て。司書の犬飼が1回だけ「天城さん」呼び
- 天城様~「百色眼鏡」において葛城楓(小雪)のみが様付け
- 説明不足の名探偵~駒形が揶揄を込めて呼ぶ
別名・表記