正反対な君と僕
せいはんたいなきみとぼく
主人公の女子高校生・鈴木は、エネルギッシュで誰とでも仲良くできるが、実は真面目で周りの空気を読み、他人の目を気にしてしまう性格。
それに対し、男子高校生・谷は、寡黙だが、自分の意見をはっきり言えるしっかりとした「自分」を持っている。
そんな正反対な性格の2人を中心に織りなす青春ラブコメディ。
CVは関連動画の公式PVでの配役
CV:上村祐翔
本作の主人公。物静かなメガネ男子。
寡黙だが自分の意見をはっきりと言える、所謂「自分を持った」性格。自身に向けらる感情にはやや鈍感な所がある。
学校での友人や交流関係は当初ほぼ皆無だったが、鈴木との交流をきっかけに彼女の友人達とも次第に交流が増えていき、そんな鈴木に対しても時折言動に振り回されながらも交流を深め本来の彼女を知っていく中で、段々と惹かれていく。
図書委員会に所属している。
CV:篠原侑
本作のヒロイン。
明るく元気いっぱいなギャル系女子。
しかし実際には、周りの空気を読み他人の目を気にしてしまう性格。
自身とは正反対に、自分の意見をしっかりと持ちブレることの無い谷に憧れと好意を抱いていたが、周りの目を気にするあまり好きだということが絶対にバレない接し方しか出来ず、結果ダル絡み状態に陥っている。
作り笑顔が下手くそで写真写りが悪い為、写真を撮る際はわざとふざけた顔をしている。
谷や鈴木のクラスメイトである、金髪と三白眼が特徴の少年。鈴木とは中学からの友人関係。
基本的に裏表の無いお調子者で明るい性格で、コミュニケーション能力が高く交友関係も広い。
自分とはキャラクターが遠いタイプの「意外な人」の笑顔に惹かれてしまう傾向があるが、本人自身はあまりその事に自覚が無い。
とあるきっかけで自身とは正反対な性格の西の笑顔を見て以来彼女に惹かれはじめ、交流を図ろうと積極的な行動を見せる。
谷や鈴木のクラスメイトである、高身長で落ち着いた雰囲気の少年。
斜に構えた性格で、実は高校デビューである事から、中学時代の苦い思い出も相まって今ひとつ自分に自信が持てずにいる。
現在の見た目とは正反対に、物事を悪い方向に考えすぎる癖があり、他人の言動や立ち位置が気になったりと他者評価に縛られやすく無意識にランク付けを意識してしまう等少々卑屈がち。
根は相手を気遣える優しい性格で、内心色々とぼやきつつも何だかんだで友達想い。
クラスメイトの東とは同じ中学出身で、高校デビュー前の姿を知られている。
通称サト。谷と鈴木のクラスメイト。鈴木とは中学時代からの友人で、鈴木の兄とも交流がある。
ショートカットでボーイッシュな雰囲気が特徴。
クールな性格のツッコミ役で、鈴木から「ちょっと似てる」と言われるなど、性格や雰囲気が谷と似通った部分がある。
通称ナベ。谷と鈴木のクラスメイト。鈴木以上に元気でポジティブな性格。
眉毛が見える程の短い前髪とロングヘアーが特徴。
基本的に笑顔でいることが多いが、時折笑顔のままストレートな物言いをしては佐藤にツッコまれている。
バイク乗り。
通称アズ。鈴木の高校からの友人。
大人びた風貌の美人で、その容姿も相まって恋愛経験も豊富だが、総じてあまり良い恋愛をしてこなかった為にスレた言動が多い。
1度好きになってしまうと、自分がぞんざいな扱いをされようがなかなか嫌いになる事が出来ず、つい許してしまう。
過去の恋愛相手の殆どが所謂ダメ男ばかりで、付き合っては一方的に別れを切り出されたり、同時並行されていたりと散々な経験を繰り返してきた。その為鈴木と谷の関係を応援しつつも、その純粋さが羨ましいと感じている。
平とは高校時代からの同級生で、中学時代の同級生達や自身に対して強い拒絶反応を示す平を度々フォローしたり、先述の恋愛経験も相まって寛容で気遣いのできる性格。
谷と同じ図書委員会に所属する隣のクラスの少女。写真部。
極度の人見知りで、物事を深く難しく考え込みすぎてしまう性格で、笑いの沸点が低く、そんな笑い上戸な自分を気にしている。
自分に対して積極的に好意を示してくる山田に最初は戸惑っていたが、当の本人も次第に満更でもない様子を見せている。
山田の言動やアプローチに対して、はにかんだり照れた姿を時折見せては、山田を浮かれさせ動揺させている。
山田との交流を深めていく中で、自身が彼に抱きはじめた恋心に気が付いていき、山田に対して自らも積極的に行動するようになっていく。
西の友人でありクラスメイト。通称ホンちゃん。
山田とは1年次に同じクラスであり、教科書を貸し借りする程度には仲が良い模様。
鈴木曰く「お人形みたい」な可愛らしい美少女で、コラボカフェやイベント情報を気にする等、何かしらのオタク趣味を持っている描写が多々ある。
他人に対してどこか一歩引いた冷めた視点で見ている節があり、「女だって男だって刺せば同じ色の血が出る」「男女限らず知らない人のことは基本うっすら嫌い」などの発言から、顔に似合わずなかなかドライで達観した性格。
山田と西の関係を見守ってはその甘酸っぱさともどかしさに耐えきれず、唇を全て内側に巻き込むことでニヤニヤを抑えようとしている。
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