概要
潜來とは、アプリゲーム18TRIPに登場する百目鬼潜×北片來人のBLカップリングである。
この記事の内容は腐向けであるため、タグ登録は18TRIPを使わずに18TRI腐を利用するのが望ましい。
以下ゲーム内容のネタバレを含む。
同じく夕班『Ev3ns』に所属しており、百目鬼潜はHAMA14区長、北片來人はHAMA10区長を担っている。
研修旅行のペア名は『プリモの成れ果て』。
プロフィール
(覚えてるかだって?いやというほど……忘れたくても、忘れられないさ……)
「キミに心を傾けたら…それは、愛になるかもしれない」
メインストーリーでの絡み
※以下ゲーム内容のネタバレが含まれます。
以下では、潜と來人のやり取りに焦点を当てて紹介していく。
003-A02「Ace in the Hole」
冤罪で監獄島へ来ることとなった木ノ内太緒・畔川幾成に島内の勢力図について説明する際、來人から潜への言及がある。「一応忠告しておくと、俺の敵対派閥のトップは……。そうだな、俺がキングだとしてユーカーで言うところのジャックみたいなものだ。危ない人間だから、気をつけたほうがいい」
次の日、凶悪囚人房周辺の清掃担当となった太緒に潜が接触。「僕は百目鬼潜。この島の皇帝だ。キングより一段上にいる男さ」と自己紹介してくる。
夕班メインストーリー開始時点ですでに潜・來人は収監されているため、監獄島での二人がどのように接触したのかは定かでない。ちなみに、ユーカーとはトランプゲームのこと。ジャックは切り札で、一気に戦局を変える手札となりえるらしい。
003-A03「Before the Storm」
食堂で夏焼千弥と太緒が初接触。派閥加入に悩む太緒が千弥に相談すると、「派閥?キングの北片來人派か、変人の百目鬼潜派かってやつ?」と千弥が確認。その後、所変わり凶悪囚人房にて。潜に骨抜きの看守が後日にあるレクリエーションについて報告。「いい機会だ。裸の王様に、絶望を見せてあげられそうだね……」と、今後度々使われる裸の王様という蔑称がはじめて出てきた回である。
003-A07「Ghosting Cheater」
レクリエーションであるサバイバルゲームが開始され、太緒は潜と、來人は幾成と組むこととなる。残りの参加者が10名になった時点で潜と來人が対面。メインストーリー上で二人が対話している初シーンとなる。
「やあキング。思ったよりは絶望してなくて残念」
「潜。ずいぶん小細工をしていたようだが看守から事前情報を得ていたのか?」
「さあどうだろうね?なんにせよ……。やっと僕が君に、絶望を教えてあげられそうだね……♪」
003-A08「Close Combat」
サバゲーは最終ラウンドに突入。
「やっぱり最後はお前と撃ち合いか。ずっと誘導されてる気はしてた」
「君は分かってても乗ってくると思ってたよ♪裸の王様」
チームアップしていた太緒が潜をアシストしようとしたのを止め、「こいつは僕の獲物なんだ」と來人と潜が一騎打ちに。専用スチルも用意されており、二人の戦闘能力の高さがうかがえる。
その後、残った囚人が太緒を狙ってきた際二人で共闘。サバゲーを勝ち抜いた最終5名が確定する。潜は決着を付けたがっていたが、來人は潜と共闘できたことを素直に喜んでいた。
そこに看守長の児玉、マネージャーとなる北片生行、主任が合流し、レクリエーションの実態はご当地アイドル兼観光区長を決めるオーディションだったことを明かす。來人はアイドルを承諾し、リーダーにも立候補した。
一方潜は「まあいい。より相応しいステージが整ったと考えるよ。……王様を絶望に染めるためのね」とこちらも承諾。合意の理由がほぼ來人である。
003-A16「Beau Soir」
研修旅行で別府を訪れ、雑務をこなしながらアイドルレッスンに勤しむ一行。久しぶりの半日オフでの帰り道に來人は、昔所属しまとめていた抗争チーム『EDG3』の面々に取り囲まれる。ここで初めて來人の罪状が判明。収監理由の傷害罪は、昔の仲間を庇った冤罪だった。メンバーは皆來人を慕っており、アイドル活動の邪魔にならないようすぐその場を去った。それを潜はどこからか見ていたようで
「気の毒にね、彼らは君が慈悲深い王様だと信じてる。実際のお前は、愛も情もない……誰かに強く執着したこともないんだろ?」と言い募る。これに來人は
「知ったように言うんだな。さすがにそこまで薄情じゃないつもりだが」と反応。その後、
「実際に大勢を唆して、罪にさらしたのはお前のほうじゃなかったか?教唆の罪で逮捕されたことは知ってるぞ。そもそもは国家転覆罪だったはずが、信者たちに証拠を消させて罪を軽くした……とも聞いたが」と、潜の罪状が判明する。
「僕は騙すつもりで騙してる。お前は違う。欺くつもりもなく、いつの間にか嘘をついているんだよ。お前の善人面を引き剥がして、壊してやるのが僕の役目だ」
「…分からないな。そのためにアイドル活動も?俺を壊すことになんの意味がある」
「お前を壊せば、さっきのお仲間だけじゃない……たくさんの人が絶望するからかな」
「安心するがいいよ、來人。僕は一番美しいときに、一番美しい方法で壊してあげるから」と宣戦布告。対して來人は、「なるほど。なら俺は、壊されないようするだけだ。そうして、お前の信条を覆してみせるよ」と平静に対応する。
その後、通りかかった親子が近くにあったストリートピアノで『ドビュッシー 美しい夕暮れ』を連弾しはじめる。その音色に、來人は忘れていた過去の記憶を思い起こす。
「そういえば……昔、家にピアノの天才少年がきて一緒に連弾したことがある」
「……そうだ、忘れてた。潜、あれはキミじゃなかったか?」
來人の問いかけに、
「……ピアノは壊れたよ、とっくにね」
とどこか憂いた表情で返し、潜はその場を去った。
(たしか……夕焼けがよく見える日で、俺たちは一緒に笑ってた。思い出した……あの頃俺はまだ……)
003-B01「Surprise Morning」
無事研修旅行を終え、HAMAへ戻った夕班メンバーは寮生活を開始する。そこで、來人・幾成・そして潜が同室となったことが判明。因縁ある相手とちゃっかり同室にさせられている。
003-B03「Guerrilla Tactics 」
本格的にアイドル活動を始動させていくEv3nsだったが、抑えていたライブ会場にアンチからクレームが入り、前日に使用の拒否を言い渡されてしまう。そこで、來人が機転を利かし路上でゲリラライブを行うことに。それぞれが妨害に負けずパフォーマンスする中、観客から「來人さんと潜さんの圧倒的ビジュ……!推しちゃうかも……!」との声が。そこで二人が、立ち絵上での演出ではあるが互いに目線を合わせ、かなり急接近しているシーンがある特別なセリフがあるわけでもないが、かなり美味しい画になっている。
003-B04「Never Love Me」
潜來からは少し逸れるが、來人のセクシャリティが初めて公言される重要な回。出先で主任との仲を恋仲と勘違いされたことで、來人が自身を性愛意味で好きにならないで欲しい、と伝えてくる。
「俺は『死の予言』を受けてるだろ?だから、人生の楽しみを味わい尽くしたいと思っている。ただ……。昔から、恋愛感情は誰にも抱けないんだ」
「両親は夫婦仲がよくて、愛こそ至上みたいな家庭だった。人を愛し、愛されることがこの世で一番の幸福だと……俺は、そう教わって育ったんだ」
「だから、いつか自分も心から愛せる人と出会えると思ってたし、告白してくれた相手と本気になれるか挑戦したこともある。でも……いつもダメだった。どうやら俺は人を愛せないらしいんだ」
本人は何でもないよう話しているが、自身の死でさえ軽く話す來人が改まって主任を牽制するほど、人を愛せないことに深く傷ついてきたことがわかる。
※死の予言とは、來人が受けている「28歳で死ぬ」という宣告。今まで同じ宣告を受けた中に予言が外れた人物は一人もいなかった。
003-B10「Checkmate」
ゲリラライブ後にファンと交流の時間を作ることにしたEv3ns。とあるファンから「嘘でいいので『一生愛してる』と言ってほしい」と要求を受ける。快諾した來人だったが、
「一生愛…………。あ、あれ?すまない、一生愛……あ……」
と言葉を詰まらせ、ついには言い切ることができなかった。
レッスンルームでダンスの自主練習を繰り返すも、愛してるとその場限りでも告げれなかったこと、先の潜の言葉がよぎってしまう來人。そこに潜が登場したため、來人が
「……俺は人を愛せないと分かっているらしいな」と切り出すと
「僕の情報網を舐めてない?過去、君の周りにどんな人間がいたかこっちは大体把握してるからね?」と衝撃の発言で返してくる。
003-B12「Imitation Love」
生行の働きかけのおかげで、遂に野外ステージでライブをすることが決まるもファーストツアーのコンセプトが決まっておらず、來人は徐々に笑みがなくなっていく。部屋でコンセプトを決めに難航する中、ふと浮かんだ『愛』という単語を潜が聞きつけ、更に詰ってくる。
「『愛』?笑えるね、一番君から遠いのに」
また、來人が恋愛感情を向けられることを苦手としていることを言い当て、
「違うよ、來人。君が感じてるのは罪悪感じゃない。劣等感だ」
「僕は君とは違うよ。全人類を愛してる。ある意味では、君のことさえもね?」
その後、我慢の限界を迎えた來人が部屋を出ていこうとするのを引き留め、自ら部屋を出ていった。部屋に一人残った來人は、潜の言葉を反芻する。
(言い返せなかった……。俺は本当に、潜の言ったとおりの人間なのか……?)
「……。はは、愛は知らないのに、憎しみは湧くのか」
潜によって來人は憔悴し、アイドル活動への限界を感じ始める。
003-B13「Reveal Everything」
あっという間に告知ライブ当日を迎えたものの、來人は身体的にもだいぶ疲弊しているようだった。千弥が気分をほぐすため生配信を始めるも、來人の訴えで中断することに。が、潜がひっそりと配信を再開させてしまう。來人は「今日のライブで最後の活動にする」と言い出し、ライブ後脱退宣言をすることを主張。メンバーは動揺し、千弥は來人もいつもファンに愛を返しているだろう、と声をかけるも
「その愛とかいう言葉、もううんざりなんだ」
「愛されるのも苦しい、返せないものをもらっても、俺にどうしろと言うんだ!」
「どうせあと三年で死ぬんだ、苦痛を感じてまでアイドルをやる意味なんてない!」
「愛せない人間がアイドル失格なら、こっちから辞めてやる!」
と感情を爆発させる。束の間、「…あれ?今俺…」と我にかえるも、駆けつけた生行から配信が続行されてしまっていたことを告げられる。客席はお通夜、メンバーは自己紹介もできない精神状態。そんな中、不審人物がステージに近づいてくる。凶器を向けられても動かない來人を生行が庇い、重傷を負ってしまう最悪の事態に。弟の命の危機に、來人は半狂乱となってしまう。
003-B17「Present Day」
奇跡的にナイフが臓器を綺麗に避けており、一命を取り留め、退院した生行。生行の無事を伝えるためにも兄弟で実家に戻り、久しぶりの実家のリビングにピアノがあることに來人は気がつく。
「あら、忘れたの?ほら、昔ピアノの上手な男の子を招待したでしょう?あのとき特別に買ったじゃない」「あのときの來人くんは連弾をしていて可愛かったなあ。生行くんは大きなお目々でそれを見ていて可愛かった!」
両親から思い出話を受けた來人は、過去の記憶を完全に思い出す。
003-B18「This is Love」
主任にもライブ前の発言を謝罪した來人は、Ev3nsを続けていけば愛しながら死ねるのかもしれないと考えを改め、活動を続けていくためにも行方知れずの潜を探す。
場面が変わり、路地裏でその後のEv3nsの情報を得ようとする潜。そこで
(咄嗟に…動いてしまったな。おちびちゃんが死ねば、あの王様は完全に壊れたかもしれないのに)
と図らずも來人の最愛の弟である、生行の命の恩人ともいえる行動をとっていたことが判明する。
その後、遂に潜見つけた來人と対面。
「潜。やっと見つけた」
「面白くもない顔……見たくもない顔……。その様子じゃ、おちびちゃんは助かったわけだ」
「……Ev3nsは活動を再開させる」
「あっそう。で?邪魔な僕を排除しにきた?なら受けて立つよ」
「違う。お前を連れ戻しに来たんだ」
「言っておくけど、僕は自分の行動を改めるつもりは一切ない。これからも、お前のことは壊すだけ」
「俺は今回、お前に壊されて一歩進めたんだ。自分の中の、見ないようにしてきた感情を認められた」「何度でも壊しに来てくれ。たぶん次は、そう簡単に壊されないと思うがな」
來人は潜の在り方を肯定し、見せたいものがあると潜を連れ出した。
003-B19「Liebestraume No.3」
二人の関係を語る上で、必見の最重要回である。
二人がレッスンルームへ向かうと、そこには見覚えのあるピアノが。実家から持って来たという來人は潜を連弾に誘うが断られたため、一人で『愛の夢』の第3番を演奏しはじめる。昔潜に教えてもらった曲だ、覚えているか?と問うも
(覚えているかだって?いやというほど……。忘れたくても、忘れられないさ……)
と、潜には重要な思い出であることが察せられ、過去の回想に入る。
回想では幼少の來人が家に招いた潜を歓迎するシーンからはじまる。潜の来訪を無邪気によろこんでいる來人に対し、
「……あ、いえ、あの、よろしく……お願いします」
と、潜は現在の態度、口調からは考えられないほどの内気な少年だったことがわかる。買ってもらったピアノの元へ案内するといい、遠慮せず手を握ってきた來人に驚く潜。「潜と呼んで良いか?」と問われ了承し、自分はなんと呼べば?と尋ねると
「來人でいいぞ、もう友だちだろ?」と返される。余談だが、潜は他の夕班メンバーは特有のあだ名で呼ぶにもかかわらず、來人のみ皮肉ることも多々あれどデフォルトでは來人と呼んでいる。
楽譜は初心者向けだが上手く弾けないから教えてほしい、という來人に対し、潜ははじめてながら丁寧に指導する。潜の教え方の上手さか來人の飲み込みの早さか、右手側は瞬く間に上達するも左手側は苦戦。そこで潜は、左手側を弾こうか?とを提案する。來人は一緒に弾きたい!とよろこび、二人で演奏をはじめる。
「曲になってる!わ、でもまた間違えた。でも、ミスすると違う曲作ってるみたいで面白いな!」
(そんなこと、考えたこともなかった…。曲は正確に、間違わずに弾くことが大事だって。……めちゃくちゃなのに、音の波が気持ちいい)
ふたりでひとりのピアニストとして演奏を楽しんだ來人は、「キミがフランツ・リストの生まれ変わりって言われてるの、納得だ!」と改めて潜を絶賛する。その後、リストの曲で一番簡単な曲を問い、潜が答えたのが『愛の夢』第3番だった。來人は愛という単語に反応し、
「俺にはまだよく分からないけど…その曲、練習しておくから、次会えたときまた一緒に弾かないか?」と潜を誘う。きっと今より楽しく弾けるぞ、と一日を振り返った來人は
「キミの指はとってなめらかに動いてびっくりしたよ!きっとキミが生まれてくるとき、神様が特別にくれた指なんだろうな」と伝え、と潜と手を合わせる。対して潜は
(夕日が髪にあたって……きらきらしてる。きれい……。この人のほうが、神様みたい……)
(この人みたいな神様が……僕に指をくれたなら……ピアノ、自由に楽しんでも、赦してくれる……?)
と、幼少の頃には來人に、憧憬に似た強い感情を抱いていたことが発覚する。回想を終え、
(……消し去りたい記憶だよ。なのに……ずっと頭の片隅にひっかかったように……。お前は、忘れてたんじゃないのか、北片來人)(まだ演奏の粗が目立つ、もし僕が補助するなら……っ。なにを弾きかけてるんだか……。鍵盤には二度と触らない。そう決めたのに……)と感情を動かされる。
演奏を終えた來人に対し、「愛を知らない君が『愛の夢』だなんて」と皮肉るも、曲の歌詞は人間愛を謳ったものだった。「『おお、愛しうる限り愛せ……。お前に心開く者に、できうる限り優しくあれ……』フライリヒラートの詩だ」「これを練習しながら考えたよ。もしキミが心を開いてくれたら……いいや、案外、キミは心を開いてくれてるのかもしれないとも」
どう解釈すればそうなるのだか、と嘲る潜に対し、
「一緒に弾いたとき、楽しかったよな。あの日のキミを思い出すと、いつか分かり合えるかもって期待するんだ」
「キミの気持ちを知りたい。キミが俺を怒らせ、壊そうとしてくるのはなぜなのか……。俺は向き合いたい。逃げずに受けとめたい」
「キミ心を傾けたら……それは、愛になるかもしれない」
と、Ev3nsに戻って欲しい意志を伝える。潜は(もっと深く、強く、壊す必要があるのか……でなければ、僕もまた……)と心を決め、「いいよ。壊し甲斐があるうちは、付き合ってあげても。ただし、君がつまらなくなったら辞めるけどね」と了承。來人はよろこんで「そうか。じゃあ俺は、頑張ってキミ嫌われないとな!」と斜め上な張り切りを見せ、潜を呆れさせる。部屋に戻るという潜に、気が向いたらまた一緒にピアノを弾こう、と誘うが再び断られるも、「……期待するのは君の勝手さ。好きにするといい」と、潜はEv3ns戻ることになった。
こちらにも専用のスチルが用意されており、夕日の中、ピアノを前に語らう二人の姿が印象的なものとなっている。
003-B20「Ev3n if…」
生行がマネージャーとして復帰し、Ev3nsは再始動することに。潜と來人が皮肉を交えながらも普通に会話していることにメンバーは驚きつつも、前向きに受け入れる。ファーストツアーのコンセプトも無事決まり、初日を来週に控えた夜のオフィス。來人は主任に、愛を知らずに死ぬことに絶望していたことを打ち明ける。
「見ないようにしていた、俺の弱さだった。だからこそ、潜に突かれたとき、我慢できなかった」
「ふ……。あいつはすごいな。俺の弱点を正確に見透かして、狙い定めて射ってきた」
「ユーカーのジャックだよ。俺としては、今の潜との関係も……結構、気に入っているんだ」
と、改めて潜との関係を肯定する。その後、死に抗う決意をしたことを主任に伝え、「生きたいと感じれば、死の不安を感じるし……愛したいと思えば、できるのかと怖くなる。自分がとても…弱く感じる……。」
「……でも、どんなに弱々しくても、そっちが本当に俺なら、そのまま生きるほうがいい」と潜に暴かれた、弱い自分を受け入れていくことに決めたようだ。
003-B24「Break Ev3n」
おもてなしライブ前に、改めて一人ひとりに言葉をかけたいと申し出た來人。メンバー個々に改めて感謝を述べ、最後に潜を呼ぶ。
「Ev3nsには、キミが必要だ。……俺にも。キミは鏡のように、俺にないものを映し出してくれた。キミが居なければ、今俺は、こんなふうにこの場所にいられなかったと思う」
「ありがとう。これからも、いてくれ」
と、來人から潜への信頼が厚いものになっているとうかがえる、熱烈な言葉を送った。言葉を受けた潜は真顔で受け止めた後、「はあ……気に食わないけどいいよ。ライブ前だし、こっちも今日は疲れてる。聞き流してあげるよ」とやれやれ、とでもいった様子で言葉を返したのだった。
その他
18の質問動画 潜ver
https://youtu.be/yWTbRXEJvHI?si=sctPYTuWW9vd8ooZ
18の質問動画 來人ver
https://youtu.be/U9I5Ow0H5pA?si=uEDz3W2yinFBYf28
ルームメイトのため互いへの言及があるはずだが、
來人からは「潜。好きに過ごすのはいいが、あまり心配かけるなよ」という声掛けがあるものの
潜からは「特に言うことはないよ」と一言はなし。
が、旅の必需品等は特になく、無人島にも手ぶらで行ったりと、身一つあれば問題ないという考え方は共通している頼もしい二人である。