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概要
正式タイトルは『物乞いのサキュバス母娘を見つけたから苛めてやることにしたWw』。
pixivユーザーである『サークル影武者』による成人向けCG集。
またこの作品は無数のセクサロイドが現れてから100年経過した地球を舞台とした『セクサロイドが満ちゆく星で』シリーズの一つであり、セクサロイドによって男性の異性による関心が薄れて出生率が減少し、人間の女性やサキュバスが居場所を失ったというハードな背景となっている。その影響で物乞いをするしかなかったサキュバスの母娘が主人公と出会う事で……という形で描かれている。
この作品の最大のウリというのが、とにかく『涙腺を崩壊させる』内容となっている。それが反響を呼んで一位を獲得、更には『オトナ文庫』で書籍化された。
またpixivでは『サキュバス母娘がいる生活』が連載されているが、それはほのぼのとした内容ながらも、所々にアリエルのある意味壮絶な極貧生活の一端が散りばめられている。
登場人物
- 積木真人
この物語の主人公である青年。
物乞いをしているアリエルとカミラと奇妙な出会いを果たす。
- アリエル
物乞いとなったサキュバスの母親。
貧困により幼少期に母親を亡くし、教育を受けられなかったために仕事もできず、娘であるカミラと共に物乞いを余儀なくされた。そんな時に真人と出会った事で食事と衣服を与えられたが、カミラと真人の前から姿を消してしまった。
しかし紆余屈折を経て真人とカミラの二人と再会し、三人で幸せに生きると決めた。
- カミラ
物乞いとなったサキュバスの娘。
彼女も貧困に苦しめられてしまい、ご飯を食べることさえもできないでいた。
母親であるアリエルがいなくなった時、「自分のせいで愛想を尽かされた」と悲しむなど、母親への愛情は持っている。
- トリエル
アリエルの母親であるサキュバス。故人。
彼女もまた貧困に喘いでしまい、素うどんを幼少期のアリエルと分けあって食べていた。……のだが、アリエルの笑顔を見たいがために、自分が空腹であることを隠して彼女に食べさせていた。
余談
サークル影武者氏が手がける「夢を操作する力を手に入れたお話」ではアリエルとトリエルと容姿が似ている小宅有江瑠と小宅トリエルが登場している。ある意味、アリエルとトリエルが貧困に苦しめられずに真っ当な人生を送れた一つの可能性と捉えることが出来るだろう。なお、カミラに相当するキャラクターは登場していない。
ちなみに「物乞いサキュバス」と「夢操作」の関係性は「世界は繋がっていないパラレルだけどサキュバスの設定が同じ」というもの。